雀荘初心者がフリー雀荘にデビューするための支援サイトTOP > トピック > 麻雀Jewel(ジュエル)上野店の摘発
麻雀Jewel(ジュエル)上野店の摘発
2025.3.1 記事作成

2025.2.26夜麻雀Jewel(ジュエル)上野店で摘発がありました。
警視庁暴力団対策課は賭博場開帳図利などの疑いで、東京都台東区の麻雀店「麻雀Jewel(ジュエル)上野店」の責任者、米沢拓麿容疑者(31)と従業員の計5人を逮捕、また賭博の疑いで客の20〜40代の男女11人も逮捕。いずれも容疑を認めているようです。
この店は2023年12月にオープン、これまでの売上は4億5千万円です。ルールは条件付き東南戦(東風戦)1-2-6。ただ他の東風戦と違う所は祝儀が高めで、特殊牌を5枚使用し1枚千円で、ルビー5Pが1枚、トパーズポッチが1枚、アクアマリン5sが2枚、エメラルド5mが3枚、シルバー5pがドラ2扱いと完全な祝儀ゲーでした。順位よりも祝儀によって動く金額が大きいルールで、1ゲームでラスると祝儀含めて1.5万円くらいは無くなってしまいます。
警察としては、いくらピンでも短時間でこれだけの金額が動いてしまうルールが見逃しがたかったのだと思います。警察の基準としては大体、見逃せる金額は動く金額が1時間に1万円くらいのようで、それを超えると摘発の対象になってしまうようです。
客も逮捕されてしまうのでは他人毎として済ますわけにはいかず、フリー雀荘に行くならある程度注意が必要となってきます。
動く金額が1時間に1万円くらいというのは、ピン東南であれば大丈夫で、ピン東では祝儀が1枚1000円ぐらいまでは大丈夫だけど、この店くらいになってしまうとアウトということです。
余談ですが最近は雀荘も運営が厳しくなってきており、ゲーム代の値上がりやルールのインフレ化が進んでいます。今まで点5だったのがピンにしてゲーム代を上げるとか、1本場1500点55000点コールドにして回転率を上げるとかです。現在円安物価高で人件費や設備費、テナント料も高騰してきていますので、こうでもしないと経営が成り立たなくなってしまうのです。世の中のインフレは勝手に進むのに、麻雀のインフレは認められないというのは業界関係者にとっては厳しいところです。元々賭け麻雀はダメで警察の裁量によるところが大きいので文句が言えないのも辛い所です。麻雀をやる方は近くにフリー雀荘があれば、多少値上げされても助けるつもりで行ってあげて下さい。