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ノーレートフリー雀荘について

 
2022.9.14 記事作成

Mリーグが設立されてから、近年麻雀を健全化(賭けない、吸わない、飲まない)の方向へ向かわせる動きが出てきて、ノーレート雀荘も増えてきました。そもそも何で麻雀はオンレート(賭け)で打つのかと言われますと、今まで先祖達はそういう風に打ってきて、私達もその風習に従ったというだけです。

私も中学でルールを覚えて、どうして麻雀はヤクザなゲーム(博打)なのかと疑問に思いましたが、今までそのようにやられてきたなら、私だけノーレートで打つというわけにもいきません。元々麻雀が好きで打ちたいなら、世間でやられているルールに従わないわけにはいきません。

そしてやっていくうちに気づいたのですが、麻雀は確かに賭けた方が面白いゲームです。麻雀は元々運要素が強いバカらしいゲームです。よって勝った時何かある方が面白くやる気が出るのです。ノーレートなら勝っても負けても一緒だから、多分モチベーションが湧かないだろうなっと思っていました。特に押し引きがどうしてもぬるくなると思っていました。

基本的に麻雀は上がりたいゲームです。降りるというのは抵抗があるのです。よって失う物が無いと思えば、バンバン押したくなりませんか。これでは攻めと守りのバランスが崩れて、麻雀本来の面白みがなくなります。しかし金がかかるとなると、そうはいきません。負けた時失うと思えばその抑止力になり、このゲームが正常に機能するというわけです。

以前私の職場の先輩が麻雀は賭けなければ強くならないと言っていました。その人は麻雀をやらない人でしたが、麻雀の本質は分かっていたんだろうなっと思います。私もここ最近はオンレートでしかやっていません。天鳳はノーレートですが、時間をかけてptを貯めるため、時間=金ということで、仮想通貨を賭けているようなものです。

ふと今ノーレートで打ったら、どういう麻雀になるんだろうなっと興味が湧き、始めてノーレート雀荘で打ってみようという気になりました。そして先月打ちに行ったのがオクタゴンです。

結果はいい方向に裏切られ、オンレートと同じくらい真剣に楽しく打てました。空間が真剣さを醸し出しており、牌と卓が非常に綺麗で、相手も真剣に打ってきたため、こちらもなら負けたくないという気にさせたのです。結果は快勝でしたが、負けた相手が悔しがっていたのが印象的でした。ノーレートでもまだ真剣に打てるとうことが分かり、その日はそれが収穫でした。

結論を書きますが、ノーレートでも相手が真剣に打ってくれるなら、私はオンレートと同じように打てます。プライドを賭けるとでも言ったところではないでしょうか。そもそも相手が真剣なのにこちらが適当なら失礼ですし、なぜやるのか分かりません。ただどちらかと言うと私はオンレートの方が好きです。結局自分はチープなスリルを楽しむ小さい人間なのかもしれませんね。

人それぞれの楽しみができればいいので、自分にあった麻雀ライフを見つけて下さい。ノーレートで麻雀が打ちたいなら、そういう仲間を見つけてセットをやる、家族で楽しむ、健康麻雀に通う、ノーレートフリー雀荘へ行くといった手段が思い浮かびます。

私はまだオクタゴンでしか打ったことありませんが、ZOOでもノーレートフリーをやっている店舗はあります。池袋サンシャイン店、秋葉原店等です。ここでしたらオンレートへの移行もスムーズにできると思いますのでおすすめです。

これはあくまで私の想像ですが、ノーレートで始めてある程度慣れて、オンレートへ移行した時、急にレベルが高くなったと実感すると思います。例え点3だったとしてもです。オンレ−トはそれくらいレベルが高く、麻雀として面白いのです。無理にとは言いませんが、折角麻雀に興味を持ったのなら、是非その醍醐味を味わって欲しいです。