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ピンの主流と化してきた55000点コールド1本場1500点ルールについて

 
2024.7.14 記事作成

昨日ピョン太を訪れ55000点コールド1本場1500点とルールが変更されていました。以前は1本場300点でした。1本場1500点ですとコールドになりやすくゲームの回転率が上がるというわけで、実質的に単位時間あたりのゲーム代の値上げです。

ピョン太に限らず最近のピンの店は55000点コールド1本場1500点を採用する所が多くなってきています。マーチャオ、かめきやざわ、大福ちゃん、麻雀ST、まーじゃんパーク等がそれに当たります。

ここの所続く円安物価高の影響を受けて人件費も上がり、このようにせざるを得なかったというのが分かります。大体ピンのゲーム代は1ゲーム600円、トップ賞200円というのが相場ですが、それを露骨に上げるのも客足が離れる恐れがあるためやりにくく、ルールをインフレ化して回転効率を上げるというのがこの業界の常套手段です。

しかしこのルールは確かに回転効率は良くなりますが、麻雀の運と実力の要素のうち後者を増やす方向性へ働きかけるため、店としては不本意な改定だと思われます。ピンの敷居を余計に上げますからね。店としてはなるべく運の要素を強くし、皆に永く遊んで貰いたいのです。私もこのルールで結構打ってみましたが大体3、4局に1局くらいの割合でコールドかトビ終了になります。

このルールの特徴は打点の高さよりも本場の方が大きくなる傾向があるため、それまでとゲームの性質を大きく変えさせてしまいます。割と安上がりでゲームを進行させる東風戦に近い流れになります。そしてより洗練された押し引きの技術を要求されます。

軽く安手に放銃して瞬間的に4着になった後、親の如何ともし難い連荘を喰ってそのままコールド負けというのも何回かありました。このように軽い失点でも、それが敗着になってしまうケースが少なくありません。それだけ気の抜けない麻雀を覚悟しなければならなくなります。

そして次のゲーム代の実質値上げは、恐らくテンパイ連から上が連になると思われます。或いは永久ポッチ入りとかですね。メンバーも大変ですね。