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フリー雀荘とはについて

 
2021.10.25 編集

フリー雀荘とは

フリー雀荘とは端的に言ってしまえば、個人で雀荘に行って、麻雀をやりたい者同士が集まり、麻雀を打つところです。一人で行っても麻雀できるというのがミソで、4人集めなくても麻雀ができるわけです。大体賭けで、その店のルールとレートで打つことになります。よって基本的には遊技場(賭場)になります。

日本では賭博行為は禁止にあたり、見つかると法律で罰せられますが、賭け麻雀の違法性に関しては次節に説明します。

賭場と言うと何か怖いお兄さん達が花札をやったり、サイコロをどんぶりに入れ丁半をするところというイメージがありますが、雀荘の場合は決してそんなことはなく、学生さんだったりサラリーマンの方や年配の方まで、普通の一般人が利用しています。ほとんど男性ばかりですが、たまに女性客もいます。

属性的にはパチンコのユーザーに近いです。そして常連性は高く、客の8割以上は常連客で占めています。客にとっても、やり慣れた所でやり慣れたルールでやる方が楽と見えます。これは同じ雀荘に通い詰めていれば分かります。つまり同じ雀荘では固定客とばかり当たりやすいので、そのうち新鮮味も落ちて新しい雀荘を開拓したくもなってきます。

現代の遊技場といいますと、海外ではカジノやポーカールーム、日本では競輪競馬場、パチンコスロット店、雀荘が一般的になります。この中でも雀荘は異質で、ユーザー間同士の対戦になるというのが特徴です。雀荘は1ゲーム当たりの場代(ゲーム代)より運営しています。

こう見ると麻雀の強い人は稼げそうですが、実際には動く金額に対して場代比率が高いため、トップが勝ち、2着がトントン、3着が負け、4着が大負けといった感じになります。

当然フリーに来る人にそんなに弱い人はいませんから、結局の所場代を取り立てる雀荘の一人勝ちといったところです。(雀荘も商売ですからある意味当たり前ですよね。)特に客同士の腕とその日の運が拮抗していますと、やればやるほどお金が無くなっていきます(笑)客間を移動しているうちに場代が吸い取られるといった感じです。

実際に長期的に見て雀荘で稼げている人はほとんどいなく、0.5割くらいの人しかプラスの収支になっていません。

経験で言えば点5で打って、負ける時は2000〜10000円、勝つときは1000〜7000円くらいと言った感じです。ピンですともっと激しくお金が流れますが、場代比率が点5より低いため、勝ち越していれば意外に点5より金の減りは少ないです。

雀荘の利用者にお金を本気で稼ごうと考えている人は極めて少数で、ほとんどの人はちょっとしたスリルのある麻雀を楽しみたいという方がほとんどです。

雀荘は賭場ですが、基本的には麻雀で稼ぐ所ではなく、麻雀を楽しむ所です。とは言ってもお金が賭かる以上は、勝負の場であるとも言えます。雀荘は遊ぶ所でもあり勝負する所でもあります。その人の心の持ちようで、この比重は変わってきます。



フリー雀荘へ入れる資格

年齢18歳以上(厳密には高校卒業した年の4月から)、麻雀を打つのに不自由でない人



どれくらい麻雀ができれば行けるか


@麻雀のルール

麻雀のルールを知らない人は無理です。さすがに1から教えて貰えるというところではありません。


A点数

上がったら点数を申告しますので、点数くらいは言えるようにしておきましょう。分からない場合は最初に店員に伝えて下さい。便宜を図ってくれます。


B雀力

雀力は高いに越したことはりませんが、できれば天鳳四段以上の力は欲しいところです。高い確率で常連客とも当たりますが、ルールに慣れて経験豊富でとても強いです。お金も賭かっていますので容赦してくれません。最低天鳳上級卓を勝ち抜くくらいの雀力がないと太刀打ちできず、カモになる可能性が高いです。

ただ皆最初から強かったわけではなく、常連客だって最初は初心者だったのです。彼等も場数をくぐって強くなったのです。私も最初はZOOの点3で打ちましたが、初月は10万近く溶けました。やらねば強くならないので、興味を持った時にやってみるのがいいのではないでしょうか。相手の強さを体感するのもまた経験だと思います。


さてこれから読者はフリー雀荘でデビューするわけですが、まずは賭け麻雀の違法性について知っておいて下さい。


フリー雀荘に2人で入れる?

フリー雀荘で2人できて、同卓することも可能です。その場合2人はトイメン同士で座ることになります。3人はさすがに無理で、1人は別の卓で打つことになります。