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強い打ち手について

 
2021.12.5 更新

フリー雀荘3日目、帽子をかぶった兄さんと同卓しました。メンバーが2入りで対局が始まりました。

兄さんが先制リーチし、私は降りていましたが途中安牌が無くなりました。兄さんの河を見てみると、3巡目で7萬が切れていました。8満は通るだろうと思い、切ったところ刺さってしまいました。裏も2枚乗せられてハネ満になってしまいました。

普通なら通りそうなところなのですが、決め打ちするタイプなのかなと思っていました。兄さんはその後も満貫、ハネ満をツモリ一回の放銃もなくトップになりました。二局目もやはりトップを取っていました。

兄さんの打ち方は副露が少なく、上がり回数は決して多くないものの打点が高く、放銃が極端に少ないのです。その日も半荘4回打ちましたが、結局一回も放銃しませんでした。トップ3回、2着1回で大勝ちされていました。

次の日に同じ雀荘の待合で兄さんに会いました。挨拶すると、「ある程度打点が高い時は向かっていって、打点が低い時は降りるようにした方がいいよ。」とアドバイスしてくれました。

フリー雀荘はこういう打ち方が勝てるスタイルなんだなと思って、暫くそのスタイルで打つようにしていました。その日も同卓しましたが、始まっていきなり4000、8000をツモってやはりトップを取られていました。

数ヶ月後くらいに同卓した時は「切るのが大分速くなったね。」と褒めてくれました。最近は同卓する機会がありませんが、私が最もライバル視している人であり、最も強いと思った人です。

今でこそ私は鳴き麻雀になってしまいましたが、1年位はその人の麻雀を基準にしていました。今でもたまにある雀荘で見かけますが、同卓する機会があることを楽しみにしています。