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雀荘で打つ手順と注意について

 
2021.12.20 更新

雀荘で打つ手順を具体的にZOOで説明しようと思います。

ZOOの扉を開けますと大体若い店員が「いらーしゃい」「初めてですか」「ご希望レートは」と聞いてきます。ルールは店によって異なりますので、どこの雀荘も新規客は必ずルールとレートの説明を受けることになります。

ZOOには点3と点5がありますが、最初は点3でいいと思います。最初にチップを購入しますが、点3なら5千円、点5なら1万円くらいが適当だと思います。チップは箱へ入れて手渡されます。以降はこれで精算し、返る時に換金することになります。(雀荘での精算はこのようにチップか現金精算になります。)メンツが揃うと店員さんに呼び出され席へ案内されます。

卓に着くとサイドテーブルがありますが、あなたが使っていいのは左側になります。そこにドリンクやお絞り、チップを置くくことになります。荷物はサイドテーブルの下にでも置き、上着はハンガーで掛けるところがあります。

尚現金精算の場合、直接サイドテーブルに現金を置くことはできませんので、現金を入れるケースを借りてサイドテーブルに置くか、雀卓の右に取り付けてあるチップラックに直接現金を入れるかのどちらかになります。

初心者だったり点数申告に自信の無い方は、先に同卓者に告げるといいです。麻雀はお金が賭かっている以上手を抜けませんが、基本的に客は皆親切です。麻雀を始める前には「お願いします。」くらいの挨拶はした方が気が楽になります。麻雀が始まってしまえば、後は慣れです。マナーを守って打って下さい。


自動卓は手牌と牌山が出てきますが、牌山は右側を前に出すような感じで斜めに前へ出して下さい。親は第一牌をツモるのを忘れないで下さい。私は自動卓が初めてでしたので、アルティマに慣れるまで何度か少牌しました。

「ポン」「チー」「カン」「リーチ」などの発声はハッキリと言った方がいいです。チーはともかくポンは下家か対家が捨てた時はすぐに発声しないと、次の人がツモってしまうので、喰う時は前もって決めておかなければなりません。

最初の頃はこの発声が意外に中々できないものです。オンラインで慣れていた私などは、あまりにも慌ててしまい「ポン」を「ロン」と言ってしまい、千点罰符と上がり放棄になってしまった経験があります。

上がった時は点数とチップを申告しますが、個人的には役も申告してもいいと思います。とある雀荘で放銃した時、7翻しかないのに「16000」と申告されたことがあり、役を数える意志も無くアバウトに申請されたことに不愉快な思いをしたことがあります。積み棒も忘れずに申告して下さい。

「メンピンツモドラ1 2600は2800オールと1枚です。」こんな感じです。最初の内は点数のやり取りが非常に大変に感じますが、だんだん慣れてきますので慌てずに落ち着いてやり取りをして下さい。

途中でトイレへ行きたくなったら店員さんに「代走をお願いします。」と声を掛けると、トイレへ行っている間に替わりに打って貰えます。なるべく複雑な局面でなく局の開始に頼むといいです。

半荘が終わると精算します。表示された金額(ゲーム代が含まれている)をトップに支払い、トップが店員に4人分のゲーム代とトップ賞をまとめて支払います。2着はプラスならトップから貰います。精算が終了しますと次の半荘へ進みます。

止める時は止める前の半荘が始まるタイミングで、遅くとも南場に入る前にはラス半コールを掛けて下さい。ラス半コールとは店員さんに「これラス半にします。」ということで、最後の半荘にすることを告げるということです。半荘は大体一回40分位はかかります。

初日は半荘4局以内にして、なるべく早めに切り上げた方がいいです。慣れていないせいで案外疲れますし、打牌が遅かったりと同卓者にも迷惑を掛けている恐れがあるからです。ちなみに私は何度も牌山を前に出し忘れその都度注意されました。そして打牌も遅く、下家にはすぐにラス半を掛けられてしまいました。今考えると申し訳なかったと思いますが、最初は皆初心者ですのである程度は仕方がありません。

離席する時、同卓者に「どうもありがとうございました。」と軽く礼を言うと気持ちよく終われます。フリー客のほとんどは常連なため、次に来た時また同卓する可能性があります。

フリーで初心者が初日に勝てるということはほとんどいないと思います。これはやはり慣れていないせいであり、麻雀のルールやコツを分かっていれば勝てるものではないということを実感すると思います。私が最初に実感したのは、打牌速度の速さです。ZOOの点3で打ったのですが、皆こんなに速いのかと驚いたのを覚えています。初めての雀荘も読んでみて下さい。


フリー雀荘は、麻雀を覚えてデビューしてみて、勝てなかったからすぐに止めてしまう人と、負けても面白くてどんどんのめり込んでいき、強くなって常連と化す人の2パターンがほとんどだと思います。ランダムに山が組まれる以上運が相当偏りますので、手がずっと悪くて半荘通して上がれない時も普通にあります。リーチの叩き合いで、こちらに分が良くても負けてしまうこともしょっちゅうです。そして何半荘もそれが続くことがあります。余談ですが、慣れた私ですら今年の5月〜9月までの5ヵ月間一回も勝てませんでした。そういう信じられないことも起こるのです。しかしそれは相手にも言えることで、逆にツキまくってバカ勝ちするケースもあります。

麻雀は運と技術の要素を兼ね備えており、短期では運の方が大きいですが、打数を重ねていくにつれ運は相殺されますので、長期的には技術がものを言うゲームです。それには最低1000半荘くらいは必要です。多少負けが込んでも、続けていれば腕も上がりますし、いいこともあります。いつかどこかのフリー雀荘で、あなたと同卓できるのを楽しみに待っています。


次に私なりのフリー雀荘で勝つ打ち方について説明します。