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河野直也について

 
ある日フェアリーへ向かいました。

その日に河野直也プロが来店とホームページには書かれており、男性プロを見てみたかったのと、できれば同卓したかったからです。

河野直也プロは最高位戦日本プロ麻雀協会B1リーグに所属しており、今年は1位通過でAリーグへの昇級を決めていました。

若手の有望なプロを肌で感じてみたいと思っていました。


フェアリーは女流プロが経営する新宿の点5雀荘ですが、場代が少し高いのでこのような時しか行くことはありません。

いつものようにエレベーターで昇っていき、扉を開けると河野直也プロがいました。

長身のスマートな好青年で、左手の薬指には指輪をはめていました。

河野プロは私に来店の挨拶をしてくれました。

私も返しました。


一般客同士の半荘を二局程終えたところで、「河野プロと同卓したい方はいませんか?」と私の卓のメンツに聞いてきました。

連勝していた客が名乗りを上げ、私も希望することにしました。


私が起家で河野プロは対面になりました。

東初から手が入り、ピンフドラ1で親リーを掛けました。

上家のまお女流プロに翻牌と索子の仕掛けが入っており、索子模様です。

まおプロは前に出てきており、テンパイ濃厚です。

やがて私が索子を掴み、それで8000に放銃してしまいました。


次局またも私が先制リーチを打つと、今度は河野プロが追っかけてきました。

この捲くりあいは私が制して1300、2600を上がりきりました。


次局河野プロが親番の時私は仕掛けましたが、まおプロと河野プロも仕掛けてきました。

イーシャンテンで少し拙いかなと思っていましたが、下家が河野プロに5800を振り込んでくれました。


勝負所は東四局でした。

私はまたも仕掛けて2フーロし、愚形2000点をテンパイしたところで、河野プロからリーチが入りました。

危険牌を勝負していきましたが、とうとう下家からもリーチが入り、2軒リーチになってしまいました。

ここで私は降りを決断し、二人のスジになっている三索を落としたところで河野プロに「ロン」の掛け声が上がりました。

七対子のスジ待ちでした。

赤もあり6400の1本場で6700の手でした。

これは見事にやられたなと思いました。


南場では下家が息を吹き返して、オーラスでは私と河野プロがラスを争うことになりました。

しかしトップを走っていたまおプロの早い仕掛けに私が放銃してしまい、決着がつきました。


まおプロ1着、下家2着、河野プロ3着、私がラスという結果でした。


この一局は運も大体公平で、全員が上がり良かったのではないかと思います。

私はもっとやりたかったのですが河野プロはゲストなので、他の同卓希望者の卓へ行ってしまいました。

少し早いですが、私もその日は切り上げることにしました。

河野プロと打てた余韻を残したかったからです。


河野プロは八王子のジャンゴという店の専属プロです。

今度行ってみたいと思います。