川崎の雀荘リーチ麻雀三元閣をレビューします。
三元閣はJR川崎駅東口駅前にある老舗の雀荘で、昭和41年より創業しています。
私が子供の頃よりこの雀荘はあり、中学生の時から一度入ってみたいと思っておりました。
それから随分と月日は経ってしまいましたが、雀荘にも慣れた今漸く足を踏み入れることができました。
JR川崎駅東口駅前で駅より徒歩1分の三協ビル2Fにあります。
階段を上ると2階に、暴力団関係者お断りと書かれている扉を見つけました。
中は見えませんでしたが、勇気を振り絞って扉を開けました。
中は案外広々としておりアルティマが13卓もありましたが、休日の夜の割りにはフリー卓は2卓しか立っていませんでした。
驚いたのがメンバーの多さですが、7、8人くらいはいた感じで、皆ベテランの方ばかりでした。
しかし名前の刺繍入りの制服を全員が着ていたのが好印象でした。
やはり雀荘と言えど、従業員が制服を着ていると何となく高級感があっていいです。
客もみんなベテランの方ばかりで場末系でしたが、それが返って昭和の雀荘といった雰囲気を醸し出しており、私には好感が持てました。
眼鏡を掛けたメンバーからルールの説明を受けました。
レートはピンのワンツー(1-1-2)、ありあり東南、テンパイ連荘あり。
25000点持ちの30000点返し。
赤は各5に一枚づつ入っておりドラ扱い、面前に限って赤、一発、裏ドラ1枚につきチップ1枚の祝儀(1枚500円)。
役満祝儀はツモなら2枚オール、ロンなら4枚。
55000点終了、ハコ下精算なし、トビペナルティチップ1枚(トンだ者がトバした者へ払う)。
0点終了のため、1100点ないとリーチは掛けれない。
形式テンパイなし、空リーはチョンボ。
カンドラ即開き、ドラ表示牌の右には常に4トン残す(カンしてドラ表示牌が増える度に、王牌が増えていく)。
こんな感じの少し変わったルールでした。
打つなら15000円からで、ハコ代が5000円、500円チップ19枚、100円玉5枚と引き換えます。
ハコ代とは担保みたいなもので、帰る時返してくれます。
ゲーム代は600円で、半荘が始まる前に支払います。トップ賞は100円です。(つまり半荘毎のお店の利益は2500円になります。)
フリー客のレベルはそれほど高いとも思えませんでした。
結果は3、1、3着でチップ3枚ほど浮きました。
精算時はアルティマに表示が出ず、自分で点数を換算します。(例えば16400点で3着だった場合、1400+1000=2400円をトップに支払います。百点の位は四捨五入です。)
2半荘目に入ってから、カレーのサービスがある旨を聞きましたが、あいにく食べてきたところなので腹は減っていませんでした。
しかし他の客が食べているのを見て美味しそうでしたので、今度は食べてみようと思いました。
客も従業員も常にタバコを吸っていましたが、メンバーが同卓する時は、吸う度に「失礼します。」と断わってきましたので、喫煙マナーはできていると思いました。
今時50年も続いている雀荘はそれほど多くありませんので、川崎へ立ち寄った時は是非一度足を踏み入れてみるといいと思います。