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中里春奈について

 
2016年3月3日スリーファイブGo55(新宿店)で同卓した中里春奈プロとの思いでです。

スリーファイブGo55新宿店は歌舞伎町1丁目にあり、新宿駅東口から徒歩7〜8分くらいのところにあります。


さかえ系列の雀荘で、赤五筒は役になるという特殊なルールが楽しめるのと、女流プロが多数在籍するということで、前から行ってみたいと思っていました。


歌舞伎町一番街を少し入った所の右側の雑居ビル2Fにあります。

外側からは中の様子は分からなく不安でしたが、思い切って足を踏み入れました。

2階までの階段がやたらと長く感じられましたが、入り口の自動扉を開いて中へ入っていきました。

相変わらず初めての雀荘は緊張します。

中は細長い作りで8卓くらいあり、手前の2卓が稼動していました。

皆静かに淡々と打っていました。

男性店員4名の他にやたら美人な女性店員がいるなと思いましたが、東城りおプロでした。

喫煙店でしたが、意外にもあまり気になりませんでした。

きっと換気に気を配っているのだと思います。

最初に指が10本あるか確認されたのには少し驚きました。

フリードリンクのオレンジジュースを飲みながらゆっくりとルールを聞きました。


東南戦ありあり、25000点持ちの30000点返し、上がり連荘、1本場が1500点、55500点終了、赤は各5につき1枚づつ入っておりドラ扱いですが赤五筒だけ一翻役扱い、ダブロンあり(供託リー棒、積み棒は頭ハネ)、三家和は流れ、途中流局なし、ハコ下精算なし、0点続行(残り1000点でリーチは掛けられる)、トビ料200円(トンだ者がトバした者に200円を払う)、形式テンパイあり、オーラスの親は何着でも止められる、チョンボは満貫払い、大三元大四喜のパオあり、誤ロンは上がり放棄、誤発声は1000点供託、リーチの取り消しは下家が打牌するまでは1000点供託で取り消しが可能、先ヅモ厳禁、見せ牌あり

こんな感じでした。

途中流局がないので、九種九牌で倒してしまうとチョンボになりますので気を付けて下さい。

また見せ牌がありますので、山や自分の牌を見せてしまうとその牌でのロン上がりは効きませんので注意して下さい。(特に牌山を前に押し出す時やリンシャン牌を降ろす時)


レートは点7(千点70円)、ウマは700/1400円、赤一発裏ドラ1枚につき200円の祝儀、役満はロンなら2000円ツモなら1000円オールの祝儀、場代500円トップ賞400円

こんな感じで現金精算となります。点7雀荘はかなり珍しいです。

終局後は100点の位は四捨五入で、表を見て精算するという方式です。(例えば4400点で四着だった場合、素点の分70×26円+ウマの分1400円+場代500円=3720円、10円の位は切り捨てて3700円をトップに払うということになります。表には4000点で4着は3700円とあります。)

点5よりは金が動きますが、ピンよりは動かない感じです。

場代は若干高いですが、元々雀荘自体がサービスを提供する場であって賭博を提供する場ではないので、私には許せる範囲です。


この店はマナーも結構厳しく、強打や左手を卓の上へ出していたりすると注意されます。

またもしラスコールは無く、ラス半コールしかありません。


ルールが特異なところと、マナーの厳しさ、レートを考えますと初心者には少し厳しいと思います。

しかし最初からこういう環境で打てば、どこへ行っても恥ずかしくない標準以上のマナーで打てるようになると思います。



卓について最初の一局、下家が代走を頼みいきなり東城りおプロが入ってきました。上家と対面の客は「やっと打てた。」と喜んでいました。手捌きや対局姿をゆっくりと見たかったのですが、慣れていないルールなため私は自分の麻雀に精一杯でした。


やがて対面からリーチが入ったのですが、親のりおプロは結構無筋を打って攻めてきました。代走なのにここまで強気の打ち方をしたメンバーは今まで男女を含めていませんでしたので結構驚きました。よほどの手が入っていたのだと思いますが、やがてリーチが1000、2000をツモ上がりしました。

りおプロがいった後、私は親でピンフ、イーぺー、ドラ2の3メンチャンの手をダマでツモ上がりしました。

オーラスの親番でここを逃げ切ればトップといった状況で、何とラスだった上家にリーチ一発ハイテイツモピンフ赤の手を上がられ逆転されてしまいました。

嫌な予感のする負け方でした。


二局目は対面の方が立ち、中里春奈プロが本走で入ってきました。

彼女の麻雀はとてもしっかりしていました。

私の方は不ヅキモードで、早い段階で綺麗な手をテンパイしてもリーチを掛けたらその牌でロンされるし、タンヤオ七対子をテンパイし四萬か六萬かを切るところで後者を選択した直後に六萬切りでリーチされてやがて二件リーチとなり降りる羽目になるし、尽く失敗して一回も上がれませんでした。

東三局の親番ではドラの中を喰え3フーロしたのですが、中里プロがなぜか考えた末強い手を打ってくるのにはオヤ?と思いました。どんな手だったのか興味深いところですが、残念ながらリーチにツモ上がりされてしまいました。

二局目は中里プロが貫禄のトップで私のラスでした。


三局目は漸く私に手が入り東初でメンタンピンツモ赤裏の30006000の2枚オール、東二局の親番でリーチツモ発赤の4000と1枚オール、次局で赤赤ドラの手をリーチと捲くりあって5800は7300を上がり、55500点を超え気持ちのいいトップでした。

スリーファイブというのはここからきているそうです。


三局終えて700円ほど浮いていました。



感想ですが、赤五筒が役だと本当に流局が少ないです。赤五筒がありましたらどんどん仕掛けられますので、この使い方が勝敗を左右しそうです。しかし一牌で役になってしまうためチーとかされますと役が非常に読みにくく、麻雀とは似て非なるゲームと言った感じがしなくもありません。

普通はチーされますと、タンヤオなのか一通なのか三色なのかチャンタなのか或いは役牌を持っているのか、ある程度残りの形が想定されますが、赤五筒の存在がこれらの読みを無効にさせてしまうのです。


面白いので一度試して見る価値はあると思いますが、特にプロはこのルールにはあまり深入りしない方がいいような気もします。

りおプロがとても美人でしたのでこの店にはまた行ってみたいです。