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マナーについて

 
2021.10.25 編集

フリー雀荘は見ず知らずの他人と麻雀を打つ所ですから、マナーは守らないと他人に不快な思いをさせてしまいます。

長く雀荘で遊ぶためにもマナーは覚えておいて下さい。


一、着卓する前後に軽い挨拶をする

これはやらない人も多いですがやはり相手は人ですから、始める時は「宜しくお願いします。」、終わる時は「どうも有難うございました。」くらい言うのが常識だと思います。


二、発声と動作はハッキリと

「ポン」「チー」「カン」「リーチ」の発声はハッキリと言った方がいいです。聞き取りにくいと次の人がツモってしまいますし、発声優先の店では損をします。リーチの場合は「リーチ」と発声をしてリーチ牌を横に曲げ千点棒を払います。ポンやチーの時は発声した後に喰う牌を晒し、不用牌を切ってから喰った牌を取ります。これも基本的なところですが、声が小さかったり、無発声だったり慣れてる人でも案外守られていません。


三、点棒やチップは相手に取りやすいように相手の前にそっと置く

これは直接手渡しするのではなく、他の相手にも見えるようにします。またお釣りがある場合は「〜点」或いは「〜枚」バックでお願いしますと言います。特にツモったりツモられたりすると三人が払うため、他の人の点棒と混同しないようにして下さい。お釣りを言わないと貰い忘れたりすることがあります。


四、強打や引きヅモは禁止

麻雀漫画や麻雀映画を観ていると、強打をするシーンや引きヅモをするシーンが多く見受けられます。確かにカッコいいのですが雀荘では禁止です。回りの人の神経に障りますし、卓や牌に傷を付けてしまいます。以前私が同卓した人に毎回強打する人がいましたが、威圧されている感じで嫌でした。


五、打牌は速めにする

時間は四人で共有するため、なるべく皆に合わせて打牌速度を速くして下さい。コツはツモった牌は手牌に入れずに手牌の上か右に置いて、不要牌を切ってからツモった牌を中に入れます。

とは言うものの難しい牌理や押し引き、手が詰まってしまった時はどうしても長考してしまいます。その時は「すみません。」と一言いうといいです。

牌効率や押し引きはある程度体系化できますので、麻雀戦術書で勉強しておくといいです。知識は打牌速度を速めてくれます。


六、点数申請

上がった時は点数を申請しますが、点数計算はできるようになっておいた方がいいです。不安な場合は、前もって同卓者に言っておくといいです。「2000、4000と2枚。」或いは「4000オールと1枚です。」こんな感じです。


七、倒牌は両手で

倒牌する時は両手で倒牌します。手牌が短くなっても両手で倒牌して下さい。


八、牌山は前へ出す

初心者のうち以外によく忘れてしまうのがこれですが、全員がツモりやすいように牌山は軽く前へ押し出します。こういうところは他家を見て真似るといいです。


九、サイドテーブル

サイドテーブルは左側のものを使います。ドリンクやスマホ、チップを置いたりします。卓の右側にチップ籠がついていますが、チップや現金はそこに入れてもいいです。


大体こんなところがマナーになりますが、自分の打つ癖などで知らず知らずのうちに相手に不快感を与えてしまう場合もあります。ですので注意されたらその都度直していくといいと思います。


私は手牌を倒した際に左手をどけるのを忘れる癖があり、牌が見えないとよく言われました。今はもう直り何も言われませんが、このように言われたら意識して直していく感じでいいと思います。

段々相手の動作とかも見る余裕ができてきて分かるようになてきます。


フリー雀荘のトラブル

フリー雀荘は見知らぬ者同士で麻雀しますので、どうしてもトラブルはつきものです。しかし相手とて麻雀を楽しみに来ているわけで、トラブルを起こそうという気は無いのです。

私は最初のうちは打牌速度が遅く、同卓者から「こっちは辛いんだよ。」とせかされたり、「あんただけ持ち時間が長いよ。」とか「遅い。遅すぎる。」とよくいわれたものです。今でこそ皆と同じ速度で切れるようになり、どこの雀荘へ行ってもスムーズに楽しめるようになりましたが、最初はやはり不快な思いもしました。しかしよくよく考えてみると全部自分に起因してたことでした。

次に点数計算と符について説明します。