DORA麻雀2018年5月の収支と様々なミス

 

2018年5月の収支

こんにちは、DIOBRANDOです。

先月から漸くサンマに慣れてきて随分打ちました。以下5月のDORA麻雀の結果と収支です。

5/4 133223122
5/7 13212211221313
5/10 13212
5/12 32221113111133231
5/13 3223231321222
5/15 112
5/16 2111222
5/18 3132233131133
5/19 331131
5/20 2122212
5/21 311
5/22 12211
5/23 222132132
5/24 31132
5/25 123231
5/26 2222322
5/27 1111211
5/28 2222321131
5/29 3333311
5/30 31232231
5/31 123211

全て三人麻雀赤有東風$4/8卓で、順位分布は54、61、45の成績で、トータル収支は+$56.33でした。

今回一番嬉しかったのが成績よりも、一回も固まらなかったことです。(怪しいのは何回かありましたが。)体感ですが、以前に比べるDORA麻雀のサーバーはかなり強化されていると思います。

 

サンマに以降してから先々月までは苦戦続きだったのですが、初代三人麻雀天鳳位オワタ氏が書かれた天鳳位直伝! 三人麻雀の極意 (マイナビ麻雀BOOKS)という本が丁度いいタイミングで出版されて、藁をも掴む思いで購入したのが転機でした。この本を2週し、サンマというものが大体どういうものなのかがある程度掴めたのが大きいと思います。

一九萬や字牌などの孤立牌が多いため、シュンツよりもコウツの手で、鳴ける形を目指して手組みをするというのが急所でした。

また押し引きに関しては四人麻雀に比べて、相当に降り寄りに修正しました。四人麻雀でしたらリーチ直後に無筋を切っても通ることの方が多く、手牌でまあまあいけるかなと思ったらシャンテン押しも割りとするのですが、この感覚で三人麻雀をやるとぶすぶすに刺さりまくるのです。

サンマは牌の種類が少ないから、ムスジを切るリスクがヨンマよりも大きいのです。また赤や北抜きがあるため打点も相当大きいですからね。

場況を考慮しなければ、テンパイ押しはヨンマとあまり変わらないような感じですが、シャンテンに関してははっきりとヨンマ以上に降りていました。

しかしこれで上手く打てたのかと言われると決してそうではなく、未熟なところが浮き彫りになりました。

 

降りミス

5月4日bakabonさんとの対局です。東初ですが、西家の私は既に降りています。よって前巡では六索を合わせましたが、ここでは親に五索を合わせました。ここまではいいのです。

 

しかし次に九索を合わせればいいものを、どちらかというと危険な六索を先に切っておこうと思いドボンです。

降りている時はツモられたらしょうがないものの、基本的には前へ出ている者同士で討ち合いさせねばならないのに、降りているものが手牌を崩してバラバラな状態で放銃というのは最悪ですね。

実はこういうのが3回くらいありました。もっと丁寧に降りなければいけませんね。

bakabon

昔からいる強豪プレイヤーの一人です。

 

リーチ判断ミス

6月3日の対局です。オーラストップ目の私ですが、今四筒が入って聴牌したところです。

ドラ4つもあるから基本方針に則り、間六筒でリーチを打ちました。

 

しかしピンフドラ3を聴牌していた親に追っかけられて、掴んでしまいました。これで一気にラス落ちです。

オーラストップ目でドラのたくさんある役なし愚形ってどうするか悩みどころですが、もはや打点ではなく順位が大切なのでダマの方が良かったのではないかと思いました。

 

ミスにはカウントしないケース

これも6月3日の対局です。西家のリーチを受けているところですが、河が強すぎてこちらは良形シャンテンです。

この場合はドラの九萬くらいは勝負してもいいかなっと思います。っていうより他に代る一打がないのです。(スジの三索は一理あるけどまあしないでしょう。)

序盤からあまり手狭に受けるのも牌効率を落として、返って上り逃しを多くしますので、こういう序盤の早いリーチに対してはある程度仕方ないかなというのが考えです。

尚親のyamagorilla0180さんも昔からいるプレイヤーです。3月か4月くらいに月間オンリートーナメントで優勝されていました。リーチに対して一発目に七索をツモ切っていますが、これはシャンテン押しの好例だと思います。親だし打点はあるし、相手の河は強いし、いい判断だと思います。最近よく当たるのですが、結構負かされている感じです。押し引きが非常に上手いですね。

 

DORA麻雀

サンマに挑戦

 

M

こんにちは、DIOBRANDOです。

昔京急川崎駅の近くにとある雀荘があったのですが、そこでMという人とよく同卓していました。

Mは毎月トップクラスの成績をたたき出しており、長期的にはその人に勝てる人は誰もいないのではないかとさえ思っていました。

Mは毎局上り形と捨て牌を確認している節がありました。たまに眉間に皺を寄せたり、首を傾げたりもしていました。

持ち味は読みの精度で、これが非常に高いのです。Mは捨て牌を3つのパターンに分けてアクションを決めていました。

一つは一点読みできるパターンです。この時はリーチに対して無筋をどしどし切っていくのですが、それが刺さらないのです。ドラを切ることもありました。

二つは待ちがハッキリしない通常パターンです。この時は自分の手牌と見比べて押し引きをしていました。刺さることはあるものの、打点の安い手が多かったです。

三つは良形高打点の可能性が高そうなパターンです。この時は字牌のアンコを落としたりして全力で逃げていました。

これに場況を補正してます。決断も凄く早く、おもいっきりのいい打ち手でした。

決して放銃率が低いということではないのですが、トータルではしっかりと勝っていました。

客層のあまりいい雀荘じゃなかったせいか、やがて潰れてしまいます。

その後川崎近辺の雀荘をいろいろ巡ってみたのですが、Mと再会することは2度とありませんでした。

その跡地に行くといつもMのことを思い出してしまいます。今頃何しているのかなっと。

 

4月28日のDORA麻雀

私はDORA麻雀では最近サンマをはじめました。

本当はヨンマの方がいいのですが、あまりにも卓が立たないので始めてしまったというところです。

牌の種類が少ないせいか、手がすぐにまとまり、高打点の手も多く、押し引きがとても難しいです。事故みたいなケースも増える感じです。

しかしこれはこれで面白いです。

以下サンマ赤有(赤五萬、赤五筒×2、赤五索)東風$4/8卓です。

 

現張り

オーラス45600点で断トツだった私は、西家(下家)のリーチに対して全力で逃げようとしますが、現張りになった今テンの親(上家)に気づかず、このインパチに刺さってしまいました。

親は一旦西のトイツ落としで回ったものの、三筒、六筒、三筒の好ツモで復活したみたいです。

勿論七索には「あれ?」と思ったのですが、これで刺さるとは思ってもいませんでした。これで私が一気に断ラスになります。

親の捨て牌だけみても、ただ不要牌を処理して中へ寄せたのかな?くらいの印象なのですが、これで高打点のテンパイになるのがサンマの恐ろしいところですね。

 

シャンテン押し

東二局 東家(上家)47000 南家(私)35000 西家(下家)23000

サンマの東風は連荘しないとたった3局で終わってしまうため、加点が欲しいけど失点はまずく、打点のあるイーシャンテンの微妙な局面です。

親はテンパイしててもおかしくなく、下家多分テンパイではないんだろうけど前の例もあり、判断が難しいところです。

この局面あなたなら何を切りますか?

 

私はまっすぐ行って2900へ刺さってしまいましたが、こういうふうに打つものなのか今でも分かりません。

それはある程度は失点も覚悟しなければなりません。特にこの手はドラ3の手ですからね。

しかしテンパイ気配のある親に対して、仮に七筒が通ったとしてもまだ愚形を含むシャンテンです。

九索切りなのかな?とも思うのですが、それだとリャンシャンテンなのです。

サンマは特にツモ損ルールなので、放銃の罪がヨンマより思い感じなのです。

よってこういう微妙な判断が長期的にどちらに利するのか、未だ分からないところです。

考えても分からないところは大体ブレイクイーブンなんだろうとしておきますけどね。

 

良形リーのみ

東二局 二本場 東家(上家)52100 南家(私)31000 西家(下家)21900

前と同じ局で親が二本積んでおり、今テンパイしたところです。良形なのですが、役ドラなしなのです。

あなたならリーチを打ちますか?

 

私は攻めは最大の防御なりと理由をこじつけてリーチを打ちましたが、これが何と下家の倍満にぶっ刺さってしまいました。

下家の捨て牌を見てみますと、八九のターツ落としがあり、その後三筒、二索といった好牌切りからみてもテンパっててもおかしくない感じです。

しかしこれが-16000点の罪ってあまりにも重くないですか?

サンマの難しいところです。

 

多面待ち

今度はちょっとした手が入りました。今西をツモったところです。

あなたなら何を切りますか?

 

私はギリギリまで考えたのですが、打七筒で三六九待ちに受けかえる手を発見できませんでした。

結局時間が一杯になってしまいそのままツモ切って二五八待ちのままなのですが、次に三筒をつもって「しまった七筒を切ってれば上りだった。」と後悔しました。

これくらいは5秒くらいで処理しなければいけませんよね。

二五八が最終形で西なんてツモるはずがない、なんて思っていたからこんなことになってしまったのです。

これでは勝てるはずがありませんよね。

 

結果

(3、3、3)というのが今回の結果でした。

サンマは簡単に高打点の手もできやすく、相当運によるブレも激しい感じですよね。

 

DORA麻雀

リーチ宣言牌の前の手出しのマタギ筋は危ない

 

近所の桜

これは近所の山の桜です。

先週までは雨だったせいか、桜の見物が先延ばしされた感じだったのですが、今週から晴天になり見物客で賑わっていました。母校の前にも桜通りがあるのですが、高校野球もやっており、一段と見物客が多かったです。夜桜を見ながら酒を飲むのもいかもしれません。

 

リーチ宣言牌の前の手出しのマタギ筋は危ない

これはこないだのDORA麻雀です。

単純にリーチの捨て牌に対してどう対応するかだけ見ていただきたいのですが、あなたなら何を切りますか?

 

今考えるとここはスジの八萬切りでイーシャンテンを維持するのが普通だと思いますが、実戦では一萬を切り、次に九筒をツモり打三萬で当たってしまいまいした。

序盤のマタギは通り易いという格言に惑わされてしまったのですが、相手の手が早い場合は例外でしたね。

 

数巡前ですが、上家はこのイーシャンテンの状態から五萬を切ったみたいです。ごく普通ですね。

その後白をツモ切り、三筒をツモり打八筒でリーチを打っていました。

イーシャンテンに取る時はテンパイがマックスになるように受けるのが普通なため、上述のような変化で、リーチ宣言牌の前の手出しのマタギ筋(この場合は五萬のマタギ)は危ないという認識を得ました。

言い換えるなら、リーチ宣言牌の前の手出しは関連牌になりやすいというケースです。

 

時間切れ

東風戦 東二局1本場 供託1本

東家(トイメン)32000点 南家(上家)23000点 西家(私)23000点 北家(下家)21000点

上りが欲しいけど、左右に仕掛けが入っており難しい局面で、今九筒をツモりました。

今考えると五索六索と払って勝負するよりない(七索がフリテンになってしまっているため)のですが、実戦では両者に通っている三萬切りも考えて迷ってしまい・・・・

 

時間切れのツモ切り。

これは痛いミスでした。

結果的には五索六索と払っても上りを拾えなかったのですが、DORA麻雀の場合ですと少し考えるとあっという間に時間が無くなってしまいますので、こういうのは気をつけたいところです。実は今までにも何度かありました。

 

ASO部@福岡(天鳳十段)を観戦して

これは天鳳鳳凰卓のASO部@福岡(天鳳十段)を観戦していた時ですが、今上家からリーチが入った直後に五筒をツモったところです。

ラス目ですし私ならこの形になったらゼンツすると思いますが、彼は長考した末に九萬を切って降りていました。

 

結果的には通る牌でしたが、中々できにくい一打ですよね。

ツモるとハネ満、ロンでも満貫で打点は十分な上に、相手は子リーですからね。

しかし五索は一枚見えており、もう一枚の赤五索も使われている可能性が高く、筒子の下に関しての情報は全く無く、叩き合いは不利の上、五筒はA級危険牌と判断した上での苦渋の決断だったのだと思います。

これが天鳳十段の麻雀なのかと少し感動しました。

結果もラスでもおかしくない席なのに、頭ハネの差で3着でラスを逃れておりました。

オーラスにも相手の上がりを阻止する、まるで山が見えてるかのようなチーもありますので、是非観賞してみて下さい。

DORA麻雀もプレイヤーの手牌を見ながら観戦できればいいのですけどねえ。

 

DORA麻雀