サンマに挑戦
- 2018/04/29
- プレイ日記
M
こんにちは、DIOBRANDOです。
昔京急川崎駅の近くにとある雀荘があったのですが、そこでMという人とよく同卓していました。
Mは毎月トップクラスの成績をたたき出しており、長期的にはその人に勝てる人は誰もいないのではないかとさえ思っていました。
Mは毎局上り形と捨て牌を確認している節がありました。たまに眉間に皺を寄せたり、首を傾げたりもしていました。
持ち味は読みの精度で、これが非常に高いのです。Mは捨て牌を3つのパターンに分けてアクションを決めていました。
一つは一点読みできるパターンです。この時はリーチに対して無筋をどしどし切っていくのですが、それが刺さらないのです。ドラを切ることもありました。
二つは待ちがハッキリしない通常パターンです。この時は自分の手牌と見比べて押し引きをしていました。刺さることはあるものの、打点の安い手が多かったです。
三つは良形高打点の可能性が高そうなパターンです。この時は字牌のアンコを落としたりして全力で逃げていました。
これに場況を補正してます。決断も凄く早く、おもいっきりのいい打ち手でした。
決して放銃率が低いということではないのですが、トータルではしっかりと勝っていました。
客層のあまりいい雀荘じゃなかったせいか、やがて潰れてしまいます。
その後川崎近辺の雀荘をいろいろ巡ってみたのですが、Mと再会することは2度とありませんでした。
その跡地に行くといつもMのことを思い出してしまいます。今頃何しているのかなっと。
4月28日のDORA麻雀
私はDORA麻雀では最近サンマをはじめました。
本当はヨンマの方がいいのですが、あまりにも卓が立たないので始めてしまったというところです。
牌の種類が少ないせいか、手がすぐにまとまり、高打点の手も多く、押し引きがとても難しいです。事故みたいなケースも増える感じです。
しかしこれはこれで面白いです。
以下サンマ赤有(赤五萬、赤五筒×2、赤五索)東風$4/8卓です。
現張り
オーラス45600点で断トツだった私は、西家(下家)のリーチに対して全力で逃げようとしますが、現張りになった今テンの親(上家)に気づかず、このインパチに刺さってしまいました。
親は一旦西のトイツ落としで回ったものの、三筒、六筒、三筒の好ツモで復活したみたいです。
勿論七索には「あれ?」と思ったのですが、これで刺さるとは思ってもいませんでした。これで私が一気に断ラスになります。
親の捨て牌だけみても、ただ不要牌を処理して中へ寄せたのかな?くらいの印象なのですが、これで高打点のテンパイになるのがサンマの恐ろしいところですね。
シャンテン押し
東二局 東家(上家)47000 南家(私)35000 西家(下家)23000
サンマの東風は連荘しないとたった3局で終わってしまうため、加点が欲しいけど失点はまずく、打点のあるイーシャンテンの微妙な局面です。
親はテンパイしててもおかしくなく、下家多分テンパイではないんだろうけど前の例もあり、判断が難しいところです。
この局面あなたなら何を切りますか?
私はまっすぐ行って2900へ刺さってしまいましたが、こういうふうに打つものなのか今でも分かりません。
それはある程度は失点も覚悟しなければなりません。特にこの手はドラ3の手ですからね。
しかしテンパイ気配のある親に対して、仮に七筒が通ったとしてもまだ愚形を含むシャンテンです。
九索切りなのかな?とも思うのですが、それだとリャンシャンテンなのです。
サンマは特にツモ損ルールなので、放銃の罪がヨンマより思い感じなのです。
よってこういう微妙な判断が長期的にどちらに利するのか、未だ分からないところです。
考えても分からないところは大体ブレイクイーブンなんだろうとしておきますけどね。
良形リーのみ
東二局 二本場 東家(上家)52100 南家(私)31000 西家(下家)21900
前と同じ局で親が二本積んでおり、今テンパイしたところです。良形なのですが、役ドラなしなのです。
あなたならリーチを打ちますか?
私は攻めは最大の防御なりと理由をこじつけてリーチを打ちましたが、これが何と下家の倍満にぶっ刺さってしまいました。
下家の捨て牌を見てみますと、八九のターツ落としがあり、その後三筒、二索といった好牌切りからみてもテンパっててもおかしくない感じです。
しかしこれが-16000点の罪ってあまりにも重くないですか?
サンマの難しいところです。
多面待ち
今度はちょっとした手が入りました。今西をツモったところです。
あなたなら何を切りますか?
私はギリギリまで考えたのですが、打七筒で三六九待ちに受けかえる手を発見できませんでした。
結局時間が一杯になってしまいそのままツモ切って二五八待ちのままなのですが、次に三筒をつもって「しまった七筒を切ってれば上りだった。」と後悔しました。
これくらいは5秒くらいで処理しなければいけませんよね。
二五八が最終形で西なんてツモるはずがない、なんて思っていたからこんなことになってしまったのです。
これでは勝てるはずがありませんよね。
結果
(3、3、3)というのが今回の結果でした。
サンマは簡単に高打点の手もできやすく、相当運によるブレも激しい感じですよね。