DORA麻雀の対局時の特殊な仕様

DORA麻雀のソフトウェアは中々癖があるのですが、このページではその特殊な仕様についてまとめていきたいと思います。

 

 

1、ラグがもろばれ

ラグというのは鳴ける時、選択のためこのように一時的にポーズしてしまうことですが、これが相手にも分かってしまうのです。このパックマンのような持ち時間のバロメーターが相手にも分かってしまうからです。特にサンマはチーできないため、これで全員に私に一索が2枚以上あるということが分かってしまいます。牌の種類の少ないサンマですのでこのヒントは相当大きいですよね。このラグ読みはリア麻ではないので、ここがつまりDORA麻雀のサンマ攻略に繋がってしまうのです。

 

中にラグが掛っているのですが、これで南家が中を2枚以上持っていることが分かりますよね。孤立牌で鳴かないでリーチが掛かった場合など、形が限定されますので待ち読みの参考にもなってしまいます。仮に鳴かないにチェックを入れてもこのラグが一瞬だけ出てきてしまうのです。

 

2、上りが前もって分かってしまう

三件リーチですが、次に西家が五索を切って私に放銃してしまいます。しかしまだ私が一筒を切っている段階で、西家はツモってもいないのにこのように次に上がれることが分かってしまうのです。ちなみにこのラグは相手にも分かりますから、何かやるせない気持ちですよね。ああ俺次に放銃してしまうのかと事前に分かってしまうからです。実際にちょっといらっとするところです。

 

3、たまにツモった牌が一瞬手牌の中に入る

3枚通しで見て欲しいのですが、今八筒をツモってきたところですが、一瞬手牌の中に入り、再度右端に置かれるという現象がたまに起こります。少し紛らわしいですよね。うっかり発を切ろうとして必要な八筒を切ってしまいそうになります。

 

4、ツモ切りか手出しか早すぎて判然としない

西家の打牌に関してですが、それぞれ別々の所から牌が出てきています。恐らくこれが手出し牌なのだと思いますが、早すぎて分かりませんよね。これは動画を観ていただいた方がいいと思います。相当動体視力が良くないと区別つかないと思います。麻雀はどれが手出しでどれがツモ切りなのかも重要な情報ですので、ここら辺も麻雀としてのゲーム性を損なうところだと思います。ちなみにDORA麻雀の手牌は自分で理牌できず、常に萬子、筒子、索子、字牌で1~9まで順番通りに自動で並べられます。このため出てきた牌の位置から相手の手を読もうとしても多分無理だと思います。最初の東の打牌の画像で、よほど字牌が多くない限りこんな位置から東が出ませんからね。一応確認してみましたが、確かに西家は国士を狙っており字牌は多かったのですが、それでも東はこの位置にはありませんでした。

 

5、持ち時間が少し短い

DORA麻雀は比較的早打ちで、パックマンの開いていく時間が最初は15秒くらいありますが、結構ギリギリまで考えると次は10秒とかどんどん短くなっていきます。天鳳みたいに1局毎に5+10くらいですと丁度いい感じがしますが、DORA麻雀ですと少し考慮時間が短い感じがします。普段はこれでもいいのですが、どうしても長考したい場面はありますからね。時間切れが迫り焦ってミスする場面も出てきてしまいます。麻雀は頭脳ゲームですので、相手にストレスを感じさせないくらいの丁度いい持ち時間の確保はやはり運営側の腕の見せ所だと思います。

 

動画も乗せておきます。

 

総括

ラグはオンライン麻雀においては致し方ないところですが、このよく目立つパックマンのバロメーターが相手にも見えてしまうのはいかがなものかと思います。特にサンマなんかではヒントが大きすぎて麻雀としてのゲーム性を損ねてしまうのではないかと思ってしまいます。上りが前もって分かってしまうのも、ツモった牌が一瞬手牌の中に入るのもあまり気分のいいものではありませんね。そしてツモ切りと手出しの区別が判然としないところもゲーム性を損ねてしまっているのではと思います。持ち時間に関しても1局で1回くらい長考する時間があっても悪くないと思います。その他にも画像を見ていただけると分かると思いますが、画面の右下の方に陰が掛っており、これが手牌にも被り少し暗くて見えずらいのです。これも何とかして欲しいものですね。DORA麻雀のソフトウェアはまだ大分改良の余地があるかと思います。

 

DORA麻雀

DORA麻雀のルール

記事編集日 2022.12.2

DORA麻雀のルールはしっかりと抑えておく必要があります。特にリアルマネーでプレーされる方は絶対に見ておいて下さい。

まずDORA麻雀では四人麻雀と三人麻雀(サンマ)が採用されてます。それぞれ東風戦と半荘があり、サンマ半荘と練習卓を除いて赤有(五筒×2、五萬×1、五索×1の計4枚)です。

 

三人麻雀東風戦 $0.5/$1(三人練習卓)、$2/$4(萬子山『赤』)、$8/$16(筒子山『赤』)、$16/$32(索子山『赤』)、$32/$48(紅中山脈『赤』)、$64/$96(緑發山脈『赤』)、$96/$144(白板山脈『赤』)、$192/$288(パンサー)

三人麻雀半荘戦 $8/$16(暗子川)、$16/$32(二暗子川)

四人麻雀東風戦 $1/$2(四人練習卓)、$16/$32(ヤキトリ『赤』)、$32/$64(スズメ『赤』)、$64/$128(クジャク『赤』)

四人麻雀半荘戦 $2/$4(槓子河『赤』)、$8/$16(二槓子河『赤』)、$32/$64(三槓子河『赤』)

レートに関してはレートと精算方法をご参照下さい。

 

ドラ、裏ドラ、カンドラありで、焼き鳥、祝儀等はありません。本場は4人麻雀は300点、3人麻雀は200点です。

 

共通ルールとして形式テンパイ有りオーラス上がり止めなし食い替え有りフリテン有りトビ有り流し満貫不採用九種九牌流し不採用頭ハネ採用(自動和了のチェックをはずしている場合、和了の優先順位が自動和了にチェックしている人が優先)四風連打採用(一巡目に同風牌が出れば流局し1本場になるが、親は流れない)人和(レンホー)不採用国士無双の暗大明槓和了無しチョンボ無しです。

 

四人麻雀では特に食い替え有りというのが重要な意味を持っています。

三人麻雀では四風連打採用というのがまま抑えておきたいところで、四人麻雀より起こる確率が高くなりますので、いい手で間違って流してしまったなんていうことがないようにして下さい(汗)

また自動和了のチェックを外していると頭ハネの時順位が優先されないので注意して下さい。

 

三人麻雀のルール

三人麻雀(サンマ)では萬子の二~八が抜き取られます。この時注意したいのがドラで1萬が表示されていればドラは9萬、9萬が表示されていればドラは1萬です。チーは無しです。北は手牌にあれば打牌の時抜くことができ、抜けばドラとしてカウントされ、嶺上より一牌ツモって補充します。それで上がった場合は嶺上開花がつきます。ドラ表牌が西であれば、抜いた北はダブドラ扱いになります。(4枚抜いたらドラ8)北は常に翻牌になりますが平和(ピンフ)の雀頭にもなりえます。北抜きされた時はその牌で上がることができ、その場合は北抜きに1翻がつきます。(チャンカンのような感じ)北抜きは一発消しの効果があります。北抜きは鳴きではないのでリーチを掛けれます。また手牌には無関係なので、タンヤオとかも無くなることはありません。サンマはツモ損ルールが採用されています。

 

ツモ損ルール

サンマの場合はツモ上がりの場合はロン上がりに比べて貰える点数が一人分少なくなります。例えば、子が満貫をツモった場合は(2000、4000)で計6000点となります。ロンなら8000点ですので、出上がりの方が得ということになります。この差は親になるともっと明瞭になってきます。親では跳満ツモと満貫ロンは同じ12000の収入ですからね。このツモ損ルールはヨンマに慣れていますと条件戦に勘違いしやすいですので注意が必要です。

 

牌を切るまでの持ち時間

牌を切るまでの持ち時間は15秒で、それを超えてしまうと自動ツモ切りモードになってしまい持ち時間は7秒となり、その局は最後まで持ち時間は7秒となってしまいます。2回連続自動ツモ切りですと、次から即ツモ切りとなってしまいます。

 

ルールに関して公式サイトでも必ず確認しておて下さい。またトーナメントに関してはルールが違いますのでDORA麻雀のトーナメントをご参照下さい。

余談ですが私も初期の頃三人麻雀(サンマ)に慣れておらず、ドラで一萬が表示されているにも関わらず九萬を平気で捨ててしまったり、流し満貫を狙ってみたり、九種九牌流しをしようとしてできなかったりと間抜けなことを随分しました。