フリー雀荘で場代分浮かすコツ
- 2015/01/19
- リアル麻雀
久しぶりのブログ更新となります。
お元気でしょうか。
私は最近DORA麻雀は打っていません。
何かリアル麻雀の方が楽しくて、麻雀を打ちたくなったら雀荘へ行ってしまうのです。
デジタルと違って、やはり牌を触るというのはいいものです。
今回はフリー雀荘で打っていて気づいたことを、もろもろに書いてみたいと思います。
ちなみに麻雀はケースバイケースで例外も多いため、あくまでも基本的にということになります。
まずリアル麻雀の場合はオンライン麻雀とは異なり、情報量が多いということです。
いい手が入ったら気合が入る人とか、テンパイになったら力んで手牌を整えだす人とか、大物手のリーチの時声が震え気味の人とか、リャンメン待ちではヤミテン、スジ待ちではリーチを掛ける人とか、順番通りに理牌する人とか、人によって相当に癖があります。
ですからリアル麻雀で勝ちたかったら、なるべく同じ雀荘へいくことです。
大体常連客とやることの方が多いですから、前回打った時のその人の情報が活きます。
また面白いことに、強い人ほど手慣れているせいか意外に手癖が出ます。
基本的に配牌が良くて相手より早そうだったり、大物手のチャンスだった時は、自分の手牌と河だけを見て全力で上がることに注力します。
ここら辺はオンラインと一緒で、牌効率とかが活きるのはこういう時です。
逆に手牌の速度が相手と同程度以下だったり打点が安いと思った場合は、手牌よりも相手を見た方がいいです。
河と相手の視線や仕草、気合の入り具合で、相手の手の打点の高さと手の速度を推測するのです。
特にテンパイしているのかしていないのかの情報は重要です。
ここで勘違いして欲しくないのは、基本的には伸び伸びと打つことを目指しますから、二千点以下の手だと思ったらどんどん放銃して構いません。
三千点未満の手だと思ったら、積極的とまではいかないまでも、放銃して問題ありません。
それよりか、そんな手で自分の手が伸ばせないことのデメリットの方が大きいのです。
テンパイ料を払うか他の人の大物手を食い止めたと思って、むしろ差し込んだくらいに思うのが丁度いいです。
テンパイ料という言葉が出ましたのでここで説明すれば、テンパイというのは無理に作ったり維持したりするものではありません。
たまにテンパイを維持するために、ハイテイ近くになって通っていないドラやリーチ筋にない牌を切ったりする人を見かけますが、これは大きな間違いでいつか痛い目に遭います。
やはり切れないものは切れないのです。
テンパイを崩してでもテンパイ料を払う方がいいです。
次に上がれば供託リー棒や積み棒も手に入りますので、一時的な損失だと思いましょう。
経験から言えば、これらの放銃やノーテン罰符が致命的になってラスを引くというケースはあまりありません。(麻雀は運要素が大きいため、たまにはあります。)
話は戻りますが、短的に言えば河を含めて相手を見ることによって、振り込まないことに注力するのです。
親は打点が高いため、特に親の情報は重要です。
親の河に危険を感じたら、基本的にリーチは掛けない方がいいです。
特にこちらに手がなければ、親に対して安牌が残るように手牌を進めた方がいいです。
親リーですが、こちらの手が3900以下だった場合は仮にリャンメン待ちでも降りた方がいいです。
仮にドラ1の手でのリーチでも裏が乗ると7700になってしまうため、意外に高くなってしまうことがあります。
一発消しの喰いですが、これも積極的にやった方がいいです。
一発祝儀があるところは尚更です。
案外リーチ一発ツモは多くて、三半荘に一回くらいは出ます。
上家のリーチや自分が親番でリーチが掛かった時は、降りる場合なら積極的にやった方がいいです。
自分が面前で上がりに向かう場合や、喰うことによって安牌が無くなってしまう場合はその限りでもありません。
またハイテイずらしもやった方がいいです。
やり過ぎると露骨に嫌な顔をされますが、これも勝負の内なので積極的にやりましょう。
大概の雀荘は赤5が入っており、一発、裏ドラの祝儀がありますが、このルールではなるべく面前で手を進め、牌を中央へ寄せていき、リャンメン待ちでリーチを掛けるのがベストです。
ツモると祝儀が3倍になりますので、ツモれそうな形にするというのがコツです。
三色でのカンチャン待ちよりか、ピンフのリャンメン待ちでのリーチの方がいいです。
メンタンピンが一つの理想形になります。
また赤5の受け入れる余地はできるだけ残したいです。
例えば4、6、8とリャンカンを落とす場合は、4よりも8を落とします。
5、6、7、8、9と持っていてノベタンに構えるなら、9を切って5、8待ちにします。
2、3、3、4、5、6、7、8と持っていてテンパイに取るなら、ピンフを捨ててでも3を切ってタンヤオ確定の2、5、8待ちにします。
また親でもないのに、二千点以下の安仕掛けを積極的にする人もいますが、こういうのも推奨できません。
ハイリスクローリターンにしている可能性が高いです。
喰うということは当然守りに支障をきたしますし、一発や裏ドラの可能性の恩恵がなくなりますから、せめてドラや赤が2枚以上ある場合や、一色手、満貫級の手の時にしたいです。
また喰えば好形のシャンテン以上になるというのが、喰い形の一つの目安です。
特に何もないのに役牌の一鳴きというのもあまり感心できません。
喰うというのは、先程の一発消しや場を流したい時やでかい手を上がるために速度を速めたいという時を除いてほとんどの場合はデメリットの方が大きいのに、軽率に多様し過ぎている人を見かけます。
後づけですが、私は結構やる方です。
特にドラが多い時とかはやります。
この場合、上がれない方をツモってしまった場合はどうするかです。
これは状況に応じてかなり違うため、一概には言い切れません。
しかし私の場合はもう上がりを放棄して、アタマの単騎待ちにして形式テンパイを目指し、途中で切れない牌を引いて降りることが多いです。
ハイテイでツモれたということもありました。
私の持論ですが、後付けと言うのは上がれない方をツモったら負けだと思っています。
その場合は変化など期待せずに、降りた方が良さそうです。
まとめますと、東南戦でしたら半荘に2回くらいはそこそこの手を上がるチャンスがきます。
そこはしっかりと上がり切り、後は高い手に放銃しないように打ち回すというのが基本スタイルになります。
上がる時は赤も含めて祝儀も貰いたいところです。
実際はこんなに上手くいかないのですが、ピンでしたらこれで場代は十分に浮かすことができます。
ミスに関してですが、私の場合は3半荘もやると一回くらいは明らかなミスを犯します。(毎回毎回呆れる程に、こういうのって死ぬまで治らないのでしょうかね。)
ミスは打牌した直後に気づくことが多いです。
特に南場の親番でラスになっている時などに多いです。
追い込まれると、どうしても焦ってしまうのです。
麻雀というのは負けている場合、相手がミスをしてくれなければ基本的に逆転の目は無いと思った方がいいです。
運要素が大きいため、正しく打てても勝てない時は勝てません。
麻雀というのはそう言う性質だということを理解して、仮にラスで南場の親が流れるとしても、オーラスまでじっくりと耐えて、相手がミスるのを待ちましょう。
案外相手もミスってラス回避ぐらいのチャンスは巡ってきます。
ですので付け加えたら、相手が強かったら(正しい打ち方ができてミスを犯さなかったら)、利益など出るわけがないのです。
本当に勝ちたかったら相手をよく選ぶ必要があります。
私の場合は趣味ですので、そこまではやりませんが・・・・
麻雀というのは根競べです。
そのルールに則った正しい打ち方ができれば、後はどれくらいミスを犯さずに粘れるかです。
折角麻雀という面白いゲームに出会えた人は、この世界でとことん生き延びて堪能して下さい。