4枚見えの牌

7月16日の実戦より

ここから三索を切って親リーに放銃してしまうが、ここは打七索とするべきだった。六索と九索が4枚見えているため、七索で当たるとしたらシャボか単騎しかない。更に六索切りリーチのため、ツモり三暗刻のような手を除いてシャボも考えにくい。(普通はリャンメンで受けるため。)一方打三索は、いくら四索が3枚持ちでも、実戦譜のようなリャンカンからのもろひがあるため、七索と比べて危険度が大分高い。

 

 

私のリーチに対して下家がテンパり六筒単騎にしていたが、ここで四萬をツモって受け換えリーチとした。五萬が4枚見えており一萬も切っているため、四萬が絶好の待ちなのだ。そしてトイメンが南をツモって一発で四萬を放銃した。この放銃は仕方が無いと思うが、下家のノオチャベスさんの転機を効かせた四萬待ちは見事だったと思う。

Mリーグのドラフト会議を見て思うこと

こんにちは、DIOBRANDOです。

今月からDORA麻雀のサンマ東風$8/16に挑戦していますが、$2/4に比べて明らかにレベルが上がっており利益が出なくなってしまいました。7/15までで29、39、30の順位分布で約$20ほど赤字です。

 

さて先週Mリーグのドラフト会議を見ていましたが、思うところがあったので少しばかり書いておこうと思います。まずドラフトの結果は以下のようになりました。

2019Mリーグメンバー表
チーム
KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎 岡田紗佳 沢崎誠
チームRAIDEN 萩原聖人 瀬戸熊直樹 黒沢咲
セガサミーフェニックス 魚谷侑未 近藤誠一 茅森早香 和久津晶
U-NEXTパイレイツ 小林剛 朝倉康心 石橋伸洋 瑞原明菜
コナミ麻雀格闘倶楽部 佐々木寿人 高宮まり 前原雄大 藤崎智
渋谷ABEMAS 多井隆晴 白鳥翔 松本吉弘 日向藍子
EX風林火山 二階堂亜樹 滝沢和典 勝又健志
赤坂ドリブンズ 園田賢 村上淳 鈴木たろう 丸山奏子

 

Mリーグは元々ライト層へアピールしており、今回は女性の枠を設けねばライト層への受け入れは無く、麻雀の発展で女性が取り残されてしまうとの観点から、どのチームも女性を最低一人はいれなければならないというルールが決められました。そしてKADOKAWAサクラナイツの新規参入で、男性3名、女性5名が指名されました。既存の選手と新規の選手は頑張って麻雀界を盛り上げて欲しいのですが、ここで一つ疑問が出てきます。

既存の選手は入れ替わることなく今年も契約更新されましたが、この先このメンバーで入れ替わることなくずっとやっていくのかということです。Jリーグだって、将棋の世界だって降格や降級はあるし、プロ野球だって成績が振るわないとすぐに解雇されます。そこには勝負の厳しさと誰もが分かる公平性があるから世間に認めてもらえるのです。降格も降級もないMリーグは勝負の世界では類のないくらいぬるい世界とも言えます。これではライト層への模範対局で、ショーとかバラエティーに近いです。

企業側は自社の宣伝だからそれでいいと言ってしまえばそれまでですが、それなら他のプロに無意味な期待を持たせないために設立する前の早い段階でそれを標榜すべきだったのではないかと思います。実績や実力があってMリーガーになりたくてなれないプロはどうすればいいのか。選抜基準も不明瞭ですし、成れなかったプロは悶々としていることだと思います。外野から見れば、まるで藤田晋の手のひらで麻雀プロが弄ばれている印象さえあります。

Mリーグは新設のリーグに過ぎずまだ歴史もないので、これからどういう方向性で舵を取っていくのか藤田ははっきりさせる必要があると思います。

一、このメンバーで半永久的に入れ替わることなく固定なのか。

二、もし新たなメンバーを入れるとしたら何を選抜の基準にするのか。

これをしないとMリーグを目指すプロは無駄な努力をする可能性があります。例えばオンレートの雀荘のゲストを止めたプロもいると思うし、タイトルを何個も取って有名になってやろうと考えたプロもいると思います。恐らく無駄で、そんなことやっても意味無いと思いますが・・・・。兎に角Mリーグを目指すプロがどう努力をすればいいか分からないというのではあんまりです。エンタメでいくから努力をしても無駄というのであれば、それもそれではっきりさせて引導を渡してやる方がすっきりすると思います。

Mリーグの設立はプロにとってはありがたいのかもしれませんが、私から見れば、藤田が最低限の礼儀もわきまえないで、突然今まで培われてきた麻雀プロの世界を蹂躙したようにしか見えません。プロの今までの純粋な実力という価値観を無視して、自分達の恣意のままに選手を選んで。これではこの先、心の底からMリーグを支持しようというプロはいないのではないかと思います。そして世間からは「一部の人間が恣意的に作った、ひいきされた人達による閉鎖されたマニアックな社会。」こんな風にしか受け取れられないのではないかと思います。大方は騙せてもちょっと良識ある人が見たら、これはおかしな世界だとすぐに気づくはずです。

鳳凰位とか最高位とか雀王とうのは、その団体に所属している者全員に公平にチャンスがあるから、皆に心の底から祝福して貰えるのです。一方Mリーグのようにこんな勝手なリーグでは、観せられる側も迷惑だと思います。少なくとも私のように純粋に麻雀の強さを求める層は、視聴者のターゲットになっていないのは明瞭です。

天鳳八段でもしてしまう実戦でのミス

こんにちは、DIOBRANDOです。先月辺りからDORA麻雀のサンマ$2/4に挑戦してますが、分からない局面も多く、ミスしているなっと実感しています。先月に引き続きまた反省の意味で振り返ってみたいと思います。

 

基本的な牌理のミス

基本的な牌理のミスは今でもしています。これは時に上がり逃しとなるため、なるべく治したいのですが、実戦では毎回毎回牌理が問われますので完璧にこなすのは難しいです。

天鳳になってしまいますが、あなたなら何を切りますか。

ブロックが余っている状態でどこを外してくかという問題ですが、タンヤオ、ドラ、良形愚形ターツという要素が絡んでくると急に難問になってしまうのです。私は三索を切りました。被りターツの片方を雀頭にして、ドラの受け入れを残すといった考えです。

しかしここまでくるとその選択がミスだったことに気づきます。最速の良形テンパイを逃してしまいました。打三索の時何か変な感じはしたのですが、ここでは四索をツモ切りしておいた方が柔軟だったと思います。

 

結果的にも上がりを逃してしまいました。牌譜を見返してみますと、私の場合2半荘に一回くらいはこのようなミスをしています。中には初歩的なものまでありますので、こういう頻度を減らしたいですね。

 

これが初歩的なものの代表例ですが、くっつきテンパイを目指すならここは九索を切る所だったと思います。実戦では違和感があって選ぶのですが、切った後に気づくことが多いです。ヨンマでやっていますので、恐らくサンマでもやっているのだと思います。

 

押し返しの判断ミス

親でかなり上がりたい手ですが、二件リーチが入ってしまいました。そして九萬をツモったところです。これを押しますか、それとも南を切って降りますか。

 

私は押して刺さってしまいましたが、これはミスでした。これが通ってもまだ二筒も通さなければテンパイにならないため、ここは降りなければなりませんでした。サンマでは九萬なんて孤立字牌ですから通りそうなものですが、二件リーチに対して1枚も通っていないなら止めるのが無難です。サンマでは牌の種類が少なく初牌は当たりやすいので、特に二件相手にはよほどの条件が揃わない限りは、シャンテン押しなどせずにしっかりと降りる方が良さそうです。これに限らずサンマの押し返しは結構難しいなっと実感しています。

 

よく分からないリーチ判断

ラス目でメンホンチートイをテンパイしました。これリーチを打ちますか。

私はリーチをかけられたら降りられてお終いと思ったので、ツモるか西家からの直撃を期待して二着で終えるのが最善だと思い、ダマにしてしまいました。

 

しかしそんな都合のいい展開にはならず、ラス確の上がりをさせられることになりました。ここはリーチを打った方が良かったです。サンマの場合案外ツモれますので、ツモって裏ドラが乗ってトップになるならそちらに賭けた方がいいと思います。北が山に眠っていそうなら尚更です。

 

放銃から得た3つの教訓

ワンチャンスの中張牌

下家からリーチが掛ってしまい、今六索を引いたところですが、何を切りますか。

 

私は一索を切って刺さってしまいました。東初の親で、愚形を含むが高目三色のイーシャンテンで、ゲンブツが二索の1枚しかなく、それを切ると復活は難しい感じの局面なのでここは目をつぶって押したいところですが、ワンチャンスの六索をそのままツモ切るべきだったのではないかと思いました。少なくとも一索よりはマシだろうと思います。

自分の目から見て一索は2枚、四索は3枚見えています。こういう枯渇しそうな牌は誰かが欲っしているケースが多く、危険度を高く見積もらなければならないと思いました。

 

序盤の軽率な放銃

上家が一萬ポン打二筒、発ポン打赤五萬と立て続けに鳴いたところですが、ここで白をノータイムで切って当たってしまいました。序盤でも二副露後に赤が出れば相当な危険信号ですが、それを無視してしまったわけです。序盤でこんなの当たるはずが無いなんて思わないでここは丁寧に打ちまわすべきでした。序盤でも相手がテンパル場合はあるということを留意しなければいけません。

 

中終盤以後の高打点ダマに対するラフな放銃

ピンフのイーシャンテンで中盤の終わりに親の高打点に対してラフな放銃をしてしまいました。ダマをどうやって見破るかは永遠のテーマで、麻雀で最も難しいところですが、親の捨て牌を見てみますと序盤は普通の捨て牌で、中盤は三萬一萬とターツ落としが入っており、最後に五索の中張牌の手出しです。ターツ落としが入った後に中張牌の手出しが入ったら危険信号と見なしていいのではないでしょうか。特に親に対しては警戒するべきで、それがラス目の親なら尚更です。ここでは自分の手牌から厳密な押し引きを必要とする局面でした。

 

今回は特につまらない記事内容になってしまいましたが、ミスというのは繰り返しますので、よく認識しておかないとまた同じことをやってしまうのです。特に放銃に関しましては3つも教訓を得ましたので、それらは必ず念頭において置いて打ちたいと思います。

サンマに関しては、それほど実戦経験があるわけではなく、第一感として分からないこともありますので牌譜を見返しながらコツコツ打っていこうと思います。暫くは$2/4で打ちますので同卓するプレイヤーは宜しくお願いします。

 

DORA麻雀