DORA麻雀スマホアプリ2021でやってみる

DORA麻雀アプリはどんどん改良され、初期の頃より大分バージョンアップしましたので2021年版として改めてレビューします。バージョンは2021.6.2現在v1.8.7+6となっています。

結論から書かせていただきますが、以前より随分やりやすくなっています。

 

スマホ

 

ブラウザーはクロームで、公式サイトのいますぐプレイよりログインして、先にここををホーム画面に追加して下さい。以後はこのアプリからログインすることになります。これをしないとアドレスバーが邪魔でスクロールしないと手牌すら見えないのです。

 

公式ホームページから直接ログインしたものですが、アドレスバーが邪魔していて手牌すら見えません。スクロールバーは卓右端(アバターとの境界)に隠れていますが、ここを下へ下げると手牌は見えます。

 

これはホーム画面のアプリから入ったものですが、アドレスバーは無く見やすいです。

以前に比べて捨て牌が6区切れになっており、打牌は1クリックでできるようになっています。手出しは青、ツモ切りは黄に識別されます。この画面を見ればどこに何が表示されているのか分かるかと思います。オンライン麻雀やっている人であればすぐに慣れます。

鳴く鳴かない、自動和了の有無、打牌の1クリック2クリックはワンタッチで切り替えることができます。

打牌をクリックした時ほんの僅かに遅れるのを除いて、スムーズに問題なくできました。以前は2クリック仕様だったため打牌が面倒な上に遅くなるから同卓者に牛歩と思われるのか、一局で避けられていましたが、1クリックになってからはそれは無くなりました。

 

これはオーラスの上がり画面と清算画面です。以前はメンツの真ん中の牌が裏返っていましたが、それが改善されています。

 


牌譜再生機能にも改善が見られ、プレイ画面でもって再生できるようになっています。

 

唯一の問題点は中々接続できないことです。私のアンドロイドだけかもしれませんが、すんなりログインできるようになれば完璧ですね。

 

ブラウザー

これはブラウザーです。ブラウザーは基本的にはスマホと一緒です。

 

卓に着くとこんな具合です。スマホに比べて河6枚と9枚が選べます。

 

着卓中にロビーが見たい場合は一旦席を立って卓リストに追加します。

 

こうすればロビーが見れていつでも卓に戻ることができます。

 

これはプレイ画面ですが、今この西にラグがかかっています。私は2枚持っていないので、下家の親が2枚持っているのが分かります。

私は今までソフトウェアでやっていましたが、ブラウザーもとてもやりやすいです。ただ手出しとツモ切りの色分けにはまだ馴染めていません。

 

ブラウザー版のDORA麻雀です。

 

DORA麻雀

オンライン賭け麻雀DORA麻雀の違法性と危険性

2023.2.22更新

オンライン麻雀で賭けができるDORA麻雀の違法性と危険性について説明します。

DORA麻雀が日本へ上陸したのは2011年の夏頃だったと思いますが、それまでは日本でリアルマネーでオンライン麻雀ができるサービスはありませんでした。法律的に大丈夫なのかと思いましたが、その頃は既に日本でオンラインカジノやブックメーカーが徐々に知られ広がり始めている時期で、それと同じ系統でライセンス運営されていることを知りました。よってオンラインカジノやブックメーカーが禁止されない限りは大丈夫なんだろうと思ったことがあります。

 

DORA麻雀のサーバーはマン島(グレートブリテン島とアイルランドに囲まれた島で、自治権を持ったイギリスの王室属領)にあります。マン島はタックスヘイブンで有名ですが、ギャンブルやオンラインゲーミング産業も認めており、それらを管轄するのがマン島のGambling Supervision Commissionにあたります。つまりDORA麻雀はマン島でGambling Supervision Commissionよりライセンスを得て、合法的に運営されているということになります。

 

さて日本で現在賭け麻雀自身は禁止されていますがそれは表面上で、実際はフリー雀荘ではオンレートでやられているところが多いです。近年賭け麻雀は一切しないことを標榜するMリーグというプロ団体ができてから、ノーレートの雀荘も増えましたが、それでもまだオンレートのフリー雀荘の方が多数派です。そこには法律的にはダメだけど個人の生活や社会に支障をきたすような額ではなく、黙殺して麻雀を娯楽として受け入れているという文化があります。麻雀というのは多少賭けを含んでいる麻雀です。文化というのはおかしいかもしれませんが、少なくとも受け入れている風潮はあります。完全に取り締まろうと思えばできるはずなのに、それをやらないのは、飲む、打つ、買うというのは人間にとって三大娯楽ですので、それらに関して完全に取り払うのは難しいと分かっているからなのです。

 

建て前では、日本で賭け事は刑法第185条と刑法第186条で禁止されています。

 

刑法第185条(単純賭博罪に関して)

賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

 

刑法第186条(常習賭博罪と賭博開帳図利罪に関して)

1、常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。

2、賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。

 

過去の逮捕事例を見ても分かるように、賭博を現行犯で逮捕する時は必ず賭博をした者と賭博を開帳した者(胴元)がセットで検挙されています。これは一人では賭けができないため、必要的共犯(対向犯)という考え方に基づきます。しかし罪の差は雲泥で、後者の方が重罪なのに対して、前者はせいぜい略式起訴(百万円以下の罰金で前科はつかない)で済むケースが多いです。つまり前者は後者の逮捕の付随的な意味でしかなしません。

 

近年インターネットが普及してきて、サーバーが海外にあるオンラインギャンブルが出てきたため、必要的共犯(対向犯)という考え方は揺らぎつつあります。2013年衆議院の質問答弁にて、自宅でプレイするオンラインカジノでも違法なのではないかという質問がなされました。以下質問と回答です。

 

賭博罪及び富くじ罪に関する質問主意書の一部:国内の自宅からインターネットを通じて海外のカジノに参加する場合であっても刑法第185条の賭博罪に該当するという理解でよいか。

 

政府の回答:犯罪の成否については捜査機関が収集した証拠に基づいて個々に判断するべき事柄であることから、政府としてお答えすることは差し控えるが、一般論としては賭博行為の一部が日本で行われた場合、刑法第185条の賭博罪が成立するものと考えれれる。

 

要は政府の考えではダメだろうということです。しかし法による整備は当然インターネットが普及する以前のことでしたので、この点に関しての改正はまだ無く、現在は法の網を掻い潜っているというのが現状です。

 

結論を言いますが、賭け麻雀自体が公には認められておらず、DORA麻雀は常識で考えたらダメだけど、法律の明文としては掻いくぐっており、よってグレーゾーンということになります。DORA麻雀をやっていることが見つかったら、最悪略式起訴になる可能性はあると考えておいた方がよさそうです。それでもない可能性の方が大分高いと思いますけどね。

 

次にDORA麻雀の逮捕以外の危険性に関してです。

真っ先に誰もが考えるのはコンビ打ちの被害に遭わないかという疑問だと思います。DORA麻雀は卓を選べるためやろうと思えばできますが、当然DORA麻雀は禁止しています。見つかった場合はキャッシュの没収、IDの永久剥奪ということになり、2度とDORA麻雀では遊べないことになります。相応のリスクがあるということですね。実際過去に何件か発覚したケースがあります。これはやられていると思ったら事情を説明してハンドIDをDORA麻雀運営に送ると精査して貰えます。

正直言ってこのゲームは面白いです。そんなことをしてまで稼ごうとは思わないし、IDの永久剥奪のリスクを重く考えている人の方が大多数だと思います。

次に考えそうなのが相当負けが込みすぎてDORA麻雀に借金を作らないかということです。DORA麻雀でプレイする時ハコラス分は保留になり、入金額以上保留が必要な卓ではプレイできませんので大丈夫です。つまり幾ら負けても入金額以内になるようになっています。

最後にDORA麻雀に自摸牌操作されているのではないかという疑問ですが、DORA麻雀は場代で運営されており、誰がいくら勝とうがDORA麻雀の利益自体に影響はありません。よって自摸牌操作をする理由が無いのです。そしてDORA麻雀が、マン島のギャンブル監査委員より監視されていますので、このような不公平性はライセンスの剥奪になってしまいます。確かに負けが込むと自摸牌操作も疑いたくなりますが、それは麻雀の偏りに起因するもので、他のオンライン麻雀でもリアル麻雀でも普通に起こりえます。

後は自己責任でお願いします。

 

2022.6.14 追記

2022年6月1日、衆院予算委員会で岸田総理が「オンラインカジノは違法なものであり、厳正な取り締まりを行う。」と明言しました。

1:52より山岸議員の岸田総理へのオンラインカジノに関しての質疑応答があります。

DORA麻雀はオンラインゲーミングと言った分類ではオンラインカジノと一緒です。よって岸田総理の発言は、広義の意味では「DORA麻雀は違法である。」と言ったも同然です。今まで現行法では大丈夫と思っていたのですが、急に暗雲が立ち込めた感じで、業界関係者を慌てふためかせたのではないでしょうか。

阿武町が田口翔容疑者に4,630万円をご送金して、同容疑者が返金せずネットカジノに全額溶かしてしまったのが事の発端ですが、オンラインカジノ業界は急にスポットを当てられてしまいはた迷惑でしたね。国はどうもこの業界に何らかの対策を講じるようです。

国会の話に出てきたように送金ルートを取り締まるのか、法律を改正するのか分かりませんが、DORA麻雀もいつまでできるか分からなくなってしまいました。こんな現状になってしまったことを、ここにお伝えします。私としてはDORA麻雀で麻雀が強くなったと思いますのでとても残念です。

ある男性はオンラインカジノで1200万円借金抱え、「国は規制強化してほしい」と訴えています。こういう人は個別に対策が必要だと思いますが、大体はこの業界と健全な付き合い方ができている人ばかりです。麻雀はポーカーと一緒で、賭けねば強くなれないというのは確かです。山岸議員はオンラインカジノから国民の健康と財産を守ると言っていますが、これは余計なお世話ですね。私からすると返って趣味を奪うようなものです。

しかしこうなってしまた以上は仕方無いので、ギリギリまでやって、できなくなったらオワコンということになりそうです。これからDORA麻雀を始めようと思っている方や、これからも続けようと思っている方は、ここ一年以内には何らかの規制が入る可能性が高いということを念頭に置いておいて下さい。

ちなみに現在はDORA麻雀は違法かという法律の問題ですが、総理が違法とは言ったものの、私の見地からすると現行法ではまだ大丈夫だと思います。なぜなら明文化されていないからです。オンラインカジノプレイヤーの過去の逮捕例を見ますと3人が略式起訴、1人が不起訴処分となっています。しかし危ない橋は渡りたくないという人は、DORA麻雀は止めておくのが無難だと思います。

それにしてもオンラインゲーミング業界というのは、オンラインカジノやDORA麻雀に止まらず、オンラインポーカーやブックメーカーも含みますので、利用者全体でみたら相当大きな痛手だと思います。

 

2023.1.11追記

2022.1.11現在ですが、DORA麻雀を含むオンラインゲーミングは、アングラなジャンルとしてまだ日本に根付いています。特にオンラインポーカーは日本人ユーザーがどんどん増えている感じで、タイムラインでも平気で流れてきます。岸田総理も旧統一教会の問題や安倍前総理の国葬、物価高対策、防衛費の捻出をどうするか等、他にやらねばならないことがたくさんある感じで、オンラインカジノを取り締まっている余裕等はない感じです。そういうわけで、まだ暫くはDORA麻雀はできそうです。

そもそもフリー雀荘で賭け麻雀が行われており放置されている以上、オンラインでそれに等しい行為をやっても、それほど変わらないと思いませんか。一切の賭け麻雀を禁止するような確固たる法律でもできない限りは、フリー雀荘感覚でやってもさしさえないと思います。

 

2024.1.21追記

DORA麻雀をやると逮捕される可能性があります。

 

DORA麻雀

三人麻雀の手組はいい時と悪い時で両極化する

サンマの手組は手牌がいい時と悪い時で大体2極化されます。いい時は真っ直ぐ進めますが、悪い時は字牌を絞り気味にして進めることになります。ヨンマの場合は多少手牌が悪くても序盤は自分都合で字牌を切り飛ばし、鳴かれることをあまり気にしません。しかしサンマですと北ドラの関係で打点がアップしますので、これでは勝てないのです。実際私も最初はヨンマ感覚でやっていましたので、何気に字牌を切って鳴かれて、悠々相手に大きな手を上がられることが暫しでした。

サンマでは手組感覚が悪いと、後がいくらよくても勝てないのでここはじっくりと意識してみて下さい。

 

基本手組(手牌が悪い時1)

第一ツモですが、北ドラは基本的には一番最初に抜きます。その後1sを引きましたが、そこで切るのは9mになります。1sは23と伸びる可能性があるので残します。白中は親に鳴かれたらこの手牌では罪になりますので残します。仮に9mが南だった場合、この手牌からでは南を切ります。自風は他家から見ればオタ風ですので、手牌が悪い時は1,9mの後自風から切って他家(特に親や北ドラを抜いてる方)への鳴きをケアを意識します。

 

数巡後ですが、ここは白を合わせます。手牌が悪い時は初牌をなるべく残し、切られた牌から合わせていきます。

 

中をツモったところですが、ここで切るのは9pです。サンマでは数牌は2種類しかありませんので、無理に染めにくのは効率が悪いのです。ヨンマでは無理に染めにいくケースも多いですが、サンマではそれほど無理はしません。北ドラがありますので、無理に染めずとも打点がついてくるからです。

 

更に進めますが、この東は鳴き打9sとします。後は中の守備力を頼りにバランスでもって進めていきます。

 

下家から動きがありました。そして2枚目の中が出ましたが、これは鳴かず、寧ろ中を落としながら進める要領にします。手牌を開けてみますと上家がイーシャンテン、下家が聴牌なのが分かります。つまり後手を取った私は回るという感じになります。次に下家が5pをツモりました。手組は押し引きとも直結するところなのです。

 

ポイント:北ドラは最初に抜く、手牌が悪い時は1,9mの後自風から切る、手牌が悪い時は絞り気味にする、ホンイツは無理に狙わない。

 

基本手組(手牌が悪い時2)

オーラスで親を流せばトップです。手牌は悪く典型的に絞る局面です。よって4sから切ります。

 

字牌を絞り気味に打つ時は、牌を重ねて七対子へ向かうのも有力です。サンマにおいて七対子は一つのキーですのでよく覚えておいて下さい。孤立牌が多いこともそれを後押しします。

 

ポイント:絞ることの多いサンマでは七対子は頻出します。

 

基本手組(手牌が良くない時)

この局面は決して手牌がいいとは言えません。しかし親に連荘されると厄介ですし、ギリギリ上がりも見込める格好ですのでこういう場合は字牌を切って手を進めます。親が北ドラを抜いていないというのも大きいです。ちなみに1pは横伸びやカンチャン変化を見て残しておきます。

 

満ツモで足りないのでダマにし結果はデバサイでした。

 

ポイント:手牌が良くない時(多少悪いが上がりが見込めなくもない時)は、点数状況と北ドラの抜き具合と言ったもので判断することが多くケースバイケース。

 

基本手組(手牌がいい時)

これぐらい手牌がいい時は絞ることを考えず、字牌を切り出していきます。持ち点が少ないオーラスなので、東の重なりを見て白から切りました。

数巡後こうなりましたがここは打点が足りないため、西を落としてタンピンの移行か東の重なりを見ました。結果は横移動のままラスでした。

 

ポイント:手牌がいい時は絞りは考えない、ドラは字牌でも打点の種。

 

5ブロックを意識する

ヨンマにおいて基本的は5ブロックでが、サンマにおいてはそれがより顕著になります。1ブロックは2~3枚の牌ですので、この例では索子から一枚切ることになります。七対子含みというより、ここは3sを切ってリャンカンに取ります。133か335より135とする方が受け入れが2枚多いからです。手役との兼ね合いもありますが、受け入れの多い方を残すのが牌効率の基本です。

 

数巡後4pを引きました。ここは打9pとしリャンメン+カンチャンにします。牌効率は残り枚数との兼ね合いもありますので、完璧にこなすのは案外難しいです。

 

ポイント:5ブロック、牌効率(受け入れ枚数)を意識する。

 

中盤の手牌のスリム化

中盤に入りましたが、ここは6pをツモ切ります。ポン天ですと赤5pが出てしまうからです。中盤に入るとどこからリーチが入ってもおかしくないため、スリム化を考えますがこれはその典型例です。中は初牌で決して安牌ではありませんが、6pよりはましです。もし満貫が確定している場合は上がりを優先に考えブクブクにすることを考えます。

 

ポイント:中盤以降イーシャンテンになった場合は、スリム化するのかブクブクに構えるのかケースバイケースで判断して下さい。上がりたい手ほどリスクを取ってブクブクにします。

 

染め手

これぐらい偏って初めて染め手に向かいいます。しかしドラが別色の場合はその受けの余地も残すため、ここは打7sとします。そして5sを引こうものなら無理に染め手には向かいません。先にも述べましたようにサンマは無理に染め手にはしないのです。チーができないため無理に染めると聴牌すらしない場合が多いのです。

 

そしてここに至って染め手が決定し、打4sとします。

 

最後は既に聴牌していた下家から打ち取りました。

 

ポイント:サンマは染まる時は染まりますが、ヨンマのように強引に染めるようなスジはほとんどありません。染める時は大体片片色に偏っていて、ターツに余裕のある時、ポン材が豊富な時です。染めるつもりはなくともツモに任せて自然に染まる時もあります。

 

七対子

ここまでは通常手組ですが4トイツになり、この辺から七対子も考慮に入れます。メンツ手も見たいためここは打8pとします。

 

ギリギリまでメンツ手も見ましたが、ここで赤5pを切るのは惜しくこれで七対子がほぼ決定です。ドラ表牌に1枚使われている3sを切りました。

 

七対子と決まればイーシャンテンでは出やすい牌、重なりやすい牌、ドラを意識して残します。よってここでは6sを切ります。

 

8sが重なりました。ここは打発として、枚数打点共に有利な5pで待ちます。出やすい牌ではないのでダマを選択しました。

 

ここは仕方無く打赤5pとしました。東は親に対してあまりにも危険だからです。トイツかアンコで持たれている可能性が高いため山には薄いと見てダマにしました。

 

次巡に親から出ました。七対子は攻守共に融通が利く利点があります。

 

ポイント:4トイツになったら七対子を考慮、イーシャンテンでは出やすい牌、重なりやすい牌、ドラを意識

 

国士無双

DORA麻雀のルールに9種9牌流しはありません。しかしサンマですと19字牌が多いため相対的に国士無双が狙い目で、9種ある時は国士を見ます。よってこのケースは北を抜かず3pから切ります。

 

イーシャンテンですがリーチが掛かりました。国士のイーシャンテン以下からリーチに押すケースはほとんど無く、大体降りることになります。しかし一枚くらいは勝負できるため、手牌を必要牌でもありかつ安牌で飽和させておくのです。

 

安全に聴牌が入りました。こうなるとゼンツです。

 

上がることができました。ちなみに下家に問題は無く運の差でした。

 

ポイント:9種なら国士、イーシャンテン以下ならリーチには基本降り。

 

北ドラの特殊な扱い方

上がりトップのオーラスです。普通は北ドラを抜いていきますが、この場合は上がりが大きいですので北を抜かずにメンツとして利用します。北は抜かずともメンツとして使えば役がつくのです。

 

自然にメンホンになり上がることができました。

 

ポイント:上がりが偉い時は北は抜かないでメンツとして使うこともある。

 

まとめ

大事なのでもう一度いいますが、手牌がいい時は真っ直ぐ進め、悪い時は字牌を絞り気味にして進めるのがサンマの手組感覚です。そして5ブロックが基本です。染め手、七対子、国士無双はサンマでは特に重要な役ですので狙う所を意識して下さい。

 

DORA麻雀