技術差の出やすいリーチへの対応
- 2022/01/27
- プレイ日記
こんにちは、DIOBRANDOです。
4日に川崎大師に初詣に行ってきました。
寒かったですが、屋台がいっぱい出ていて楽しかったです。人でごった返していましたが、お参りするのに並ばずに済み、狙い通り4日に行って良かったと思います。焼きトウモロコシを食べてきました。
さて今回のテーマはリーチへの対応ですが、これは割と技術差の出るところで、長期成績に必ず影響を及ぼすところだと思います。新年早々この分野に関してのミスが目立ち、ここで改めて研究と反省の意を込めて振り返ってみたいと思います。
リーチに対しての一発目
リーチを受けての一発目です。何を切りますか?
私は8sを切って、ひよってしまいました。しかし残りスジが多く、こちらも上がれそうな形なので、ここはシャンテン押しが良かったと思います。私はペンチャンにならないように8mがいいと思いましたが、NAGAは7s切りを推奨していました。いずれにしろこの局面はゲンブツ牌が1枚しか無く、くっつきイーシャンテンですので、シャンテン押しという発想が必要でした。
2巡後に聴牌してリーチを掛けますが、シャンポンでは何かおかしいですね。7sプッシュしていれば369sのサンメンチャンでした。
いずれにしろ結果は私の負ける運命だったみたいですが、この結果自体には意味をなさず、問題はシャンテン押しができなかったがゆへにこのような最終形になってしまったことだと思います。シャンポンとサンメンチャンでは上がり率が大差ですからね。
親リーに対して無スジを切って良形を維持するか
親リーを受けているところですが、ここは無スジの7sを切って良形を維持するか、中スジの6sを切って待ちは悪くなっても安全度とドラ受けを取るかの2択です。どちらを選びますか?
私は安全度を取って6sを切ってしまいましたが、これもまたリーチに屈する形となってしまいました。ここはリスクを負って真っ直ぐ行って、上がり率を高めた方が良かったみたいです。
真っ直ぐ打っていれば上がれていた牌での放銃となってしまいました。6sを切るのは最終盤の感覚で、11巡目ではまだ突っ張るべきでした。この例といい先の例といい、下手にひよると上がり率を落としてしまい、結果的に長期成績を悪化させてしまいます。
シャンテン押しの攻防
上家の早いリーチに対して降りきれず、仕方無く押しているという感じですが、ここまで好形になりました。5sを切りますか?
私はこの形は押し返せると思い5sを切りました。NAGAも5sで当たっていました。
5sは通りました。私はこの形は押し返せると思い、シャンテン押しを続行しました。5s、3mと押した後4mをツモりました。これはどうしますか?
私はシャンテン押しを更に続行し4mを切りましたが、7700に当たってしまいました。NAGAも4m切りを推奨していますが、これはやり過ぎだったかなっと思いました。リーチの残りスジは14m、47m、69m、36p、47p、14s、36s、47sの8スジです。特に2スジにまたがる4mと4sはかなり危険です。ゲンブツの2pと中スジの5pが3枚あるため、ここは降り時だったのではないかと思いました。
形を見て押し返せそうなので、シャンテン押しをしようと思ったのはいい決断だったと思いますが、常に残りスジと安牌の増え具合との兼ね合いで考えねばならなく、決してゼンツしていいというものでもありません。攻撃から守備へ切り替わる柔軟性は、鳳凰卓で勝ち抜きたいなら、ぜひ身に着けねばならない技術だと思います。強者間でも結構差が出るところだと思います。
押し牌の危険度
これは今年最初のDORA麻雀の一局です。オーラス親番ですが、ラス目からリーチが入った直後に聴牌しました。これはどうしますか?
私はリーチが147sのスジしか通していない(残りスジが多い)ため、一盃口を残し6sを勝負して追っかけましたが、これが刺さってしまいした。元々サンマ自体のスジが少ないし6sは如何にもという牌なので、ここは9sを切って追っかけるべきでした。北抜きがダブドラで打点は既に十分ですので、一盃口より押し牌の安全度を取った方が良かったと思います。結果はこれで捲られてしまい、今年最初の一局はラスでした。
まとめ
リーチを受けた後の対応は基本的に、降りるか、真っ直ぐ行くか、迂回して行くかのいずれかです。真っ直ぐ行くのは勇気を必要としますが、残りスジが少なくなるとどこかで降りるという決断もしなければなりません。自分が放銃するか上がるかは天と地ほどの差があるため、相手のリーチへの対応の精度差は、そのまま麻雀の技術の差に大きく関わってくるところだと思います。