鳳凰卓のけもの道を行く
- 2021/06/14
- プレイ日記
こんにちは、DIOBRANDOです。今日は久しぶりに麻雀日記です。
私はオンラインでDORA麻雀と天鳳両方やっており、月5回くらいフリーへ行くほどの麻雀好きです。DORA麻雀の収支戦やリア麻も面白いのですが、やはり一番面白いのは天鳳の鳳凰卓です。鳳凰卓は皆強者ばかりで純粋にハイレベルの麻雀を楽しめ、持ち時間(1打5秒以内で、他に一局につき10秒の持ち時間)が手頃でやりやすいからです。そして天鳳はヨンマメイン、DORA麻雀はサンマメインですが、やはり私はヨンマの方が好きだからです。天鳳やっているとDORA麻雀は持ち時間短いと感じることが多く、時間が切れて強制ツモ切りになってしまうこともしばしです。
天鳳は4月の終わり頃八段へ昇段したのですが、調子が悪く僅か40戦(7、6、10、17)で降段してしまいました。しかし麻雀に好調と不調はつきものです。
天鳳は2012年から始めてもう1万戦以上やっており、段位はこのように推移しています。七段R2000以上になりますと鳳凰卓に入れるようになります。鳳凰卓入りは割と早くできたと思いますが、中々そこで勝つことができず、毎回のようにチャオ(六段落ちして特上卓に落ちること)っていました。しかしここ1~2年は漸く鳳凰卓に定着してきたと思います。
鳳凰卓で打っていて思うのはやはりメンタルの重要性です。このクラスになると技術では中々差がつかなくなってくるため、メンタルが大きくものを言うのです。メンタルというのは、どんなにつかなくても最後まで諦めないで打つ精神力のことです。
例1)
3着と7400点差のラスでオーラスを迎え、これが配牌です。配牌というより敗牌ですね(笑)
ワンチャンを狙いながらもほとんど負けを覚悟していたのですが、とんでもないことが起こりました。32000の横移動で助かりました。鳳凰卓でも勝ち目が薄くなると切断する人をたまに見かけますが、最後までやっているとこういう奇跡的なことも起こるのです。
例2)
これも3着と7400点差のラス目のオーラスですが、その3着が親に放銃してくれて裏まで乗って、ラス回避することができました。
麻雀は最後まで何が起こるか分かりませんので、途中で投げたりしないで、最後まで戦い抜くメンタルが重要なのが分かるかと思います。途中で投げてしまえばこういうのにあやかれませんからね。
例3)
とび寸です。ここまでは普通ですが、私はここで打2sとしました。一盃口ドラ2が見えますので、受けを狭める打2mは固執しすぎと見ました。
二人の副露が進みこのような展開になりました。私はここで打8sとしました。ドラの受け入れは残しながらターツ選択は先延ばししたというわけです。
さて問題の局面です。あなたなら何を切りますか。
私は2枚切れる4pを勝負して刺さってしまいましたが、ここでは2m、5mと払うルートがありました。対局中は気づきませんでした。煮詰まった局面は安全なターツを払いながら手を進めるのが基本ですが、それができないとこういう放銃になってしまうのです。
鳳凰卓はこのように蛇行するけもの道を行く麻雀になりがちです。正しいルートを選んでも負けるより無い麻雀もありますが、それでもやはり人よりラスを減らすことはできるのです。