2022年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。DIOBRANDOです。

去年は大変な一年でコロナに振り回されっぱなしでしたが、今年はどうなるのでしょうか。オミクロン株が気になるところですが、まだ過度に心配するほどでもなさそうです。

年末はごたごたしててあまりDORA麻雀を打てませんでしたが、今年は目標打数とかは決めずマイペースで打っていこうと思います。私のスタンスでは打つ時は結構打つのですが、打たない時はあまり打たないとムラがあります。DORA麻雀ではサンマ主体ですが、最近サンマや東風戦のフリー雀荘が増えてきた感じです。回転効率を上げてゲーム代を多く回収しようという店側の思惑だと思います。私はサンマはリアルではやったことが無いのですが、最近できたZOOで試してみました。

ZOOのルールはDORA麻雀と違って、ツモ損無し、ドラ表牌の隣までツモがある、赤が各5に4枚ずつ計8枚の他に花牌が4枚とやたらドラの多いルールです。ヨンマですとタンピンドラドラの出にくそうな47待ち等はダマにするのが普通ですが、このルールではどうもリーチした方が良さそうです。平均打点が跳満くらいで、満貫はあまり高くないのです。最初はそれに気づかずダマにしていました。流局がほとんど無く、誰かのトビ終了で終わるケースがほとんどでした。結局私の負けで、慣れているメンバーが勝っていました。同じ麻雀でも随分違うなと感じました。

三人麻雀は四人麻雀に比べて厳しいですね。四人ですとミスしても運が大きく、それが直接結果に響くということは少ないのですが、三人麻雀はもろに響くことが多いです。長期的には一緒ですが、三人麻雀の方が実力差は出やすいと思います。では年末のDORA麻雀を振り返ってみようと思います。

 

ダマテンケアレス

今この5sでインパチに刺さるところです。私からしてみると、これがミスなのか仕方が無い放銃なのかよく分からないのです。サンマはこのように打点が伴う早い聴牌が多く、ダマにするため分からないのです。この辺がサンマの難しいところです。厳密には北を3枚も抜いている親が中盤に中張牌の手出しがあったら、以降は要警戒くらいのつもりでいかねばならないのかもしれません。

 

安牌先切り

2局挟んで、この局面が明暗を分けました。ここは当然7pを合わせるところでしたが、私はなぜかここで安牌の発を切ってしまいました。どうして発を切ったのか今でも分かりませんが、こういう所がヘボなのです。

 

同巡西家からリーチが掛かり、次に私は6sをツモって7p切りリーチで終了です。通らずに、裏ドラが7pで16000の放銃となってしまいました。ちなみに順番が逆(7p→発)なら、残り枚数2-0で少なくとも負けはありませんでした。

 

年明けからお粗末な麻雀を見せてしまいましたが、切り順が逆ぐらいのミスでも、サンマではもろに結果に響いてしまう例を見せたかったのです。私もサンマとはこういうもんだということを念頭において、対策をしていこうと思います。今年も宜しくお願いします。

 

DORA麻雀

鳳凰卓で得た4つの教訓

2021.11.22 編集日

こんにちは、DIOBRANDOです。先週DORA麻雀の秋の味覚トーナメントで入賞を果たしカタログギフトを得ることができました。

 

しかし天鳳は間もなく六段に降段しようとしています。

後一回ラスって降段です。今回はなぜダメだったのか、ここまでの敗戦で得た4つの教訓を書き留めて置こうと思います。

 

一、終盤は19牌と言えど違和感のある最終手出しのソバは無理して切らない方がいい

今9sで7700に放銃してしまうところです。普通はこんなのは切るところです。

 

しかし聴牌する時の打8sですが、何か違和感がありませんか。少なくとも三者に共通する安牌とは思えません。これぐらいで9sを止めるのはちょっと酷かもしれませんが、私がこの放銃で得た教訓は、終盤は19牌と言えど違和感のある最終手出しのソバは無理して切らない方がいいということです。

 

この麻雀はこの放銃が致命的になてラスってしまいますが、鳳凰卓はこういう些細な所で差がついてしまうのが事実なのです。

 

二、オーラスは強引な押しは止めた方がいい

今7700へ放銃してラス落ちしてしまうところです。第一打の1pから染めは無いだろうとラフに切ってしまったのですが、これは論外でした。天鳳は特にオーラスはラス落ちしないように打たねばならないのに勝手読みで強引過ぎましたね。

 

下家はこんな糞配牌から1pを切ったものの、筒子へ寄っていったみたいです。こういうケースもありますので、ラスと7200点差なら当然ホンイツも視野に入れねばなりませんでした。

 

私はこのカンチャンが埋まり、ドラ受け2度や一通、中等の手材料で攻めしか見えなくなっていたのです。少なくとも石橋を叩いて渡る麻雀とは程遠いです。天鳳ではオーラスの強引な押しは簡単に足元をすくわれます。

 

三、形にとらわれすぎ

三色一盃口平和が見えているところですが、この4sは枚数から考えてもチーすべきでした。この形は鳴くべきでないと思っていたのですが、もうオーラスですのでそんな悠長なことを言っている場合ではありません。打点は関係無くラス回避に専念する所でした。

 

鳴けば喰い取ってスライドできたドラの3sを、ツモられて捲られてしまいました。天鳳の七段配分は1位+90pt、2位+45pt、3位、±0pt、4位-135ptなのです。七段に限らず天鳳はラスぺナルティが大きいいので、オーラスは何よりもラス回避に重点を置かねばなりません。こんな急所の鳴きを見落としているうちには鳳凰卓で生き残ることはできませんね。

 

四、親の聴牌でも相対的に分が悪いと思ったら降りることも暫し

上家はドラをポンして打3pです。そして下家からはリーチが掛かって、ダマテンで張っていた親の私はこの2pでトイメンと上家のダブロンに遭ってしまいました。ほとんど2件リーチに近い感じで1sは候補に挙がったのですが、親ということもありこの2pを留めることはできませんでした。しかし枚数から考えても、相対的に分が悪いのは明らかです。こういう場合は親でも降りなければならないのです。

 

ちなみにNAGAにも見て貰いましたが、1sを推奨していました。やはりこのソフトは押し引きに関しては秀逸です。この例に限らず、親の聴牌でも降りなければならないケースというのは案外多いということに気づきました。

 

追記)

二件リーチを受けているところですが、これ聴牌に取りますか。

 

私は7sを選び放銃してしまいましたが、NAGAは聴牌取らずの8m選択でした。6sが山2ですので7sも決して悪くはないと思うのですが、二件ですので分が悪いのは諫めません。こういう場合は聴牌取らない方がいいというのが、今回の鳳凰卓で得た一番の教訓でした。聴牌ならかなり押し寄りになるというのが一般的な認識で、戦術本にもそう書かれていますが、どうもこのクラスになるともう一歩先を行くようです。

 

まとめ

オーラスの強引な押しと、形にとらわれて鳴かなかったのは論外ですが、終盤は違和感のある手出しのソバは切らない方がいいというのと、親の聴牌時でも降りなければならない局面は案外多いというのは新発見でした。

 

追記

カタログギフトよりホテルオークラのスープ缶セットをいただきました。現金よりも嬉しいです。企画担当者様どうもありがとうございました。

 

DORA麻雀

鳳凰卓のけもの道を行く

こんにちは、DIOBRANDOです。今日は久しぶりに麻雀日記です。

私はオンラインでDORA麻雀と天鳳両方やっており、月5回くらいフリーへ行くほどの麻雀好きです。DORA麻雀の収支戦やリア麻も面白いのですが、やはり一番面白いのは天鳳の鳳凰卓です。鳳凰卓は皆強者ばかりで純粋にハイレベルの麻雀を楽しめ、持ち時間(1打5秒以内で、他に一局につき10秒の持ち時間)が手頃でやりやすいからです。そして天鳳はヨンマメイン、DORA麻雀はサンマメインですが、やはり私はヨンマの方が好きだからです。天鳳やっているとDORA麻雀は持ち時間短いと感じることが多く、時間が切れて強制ツモ切りになってしまうこともしばしです。

天鳳は4月の終わり頃八段へ昇段したのですが、調子が悪く僅か40戦(7、6、10、17)で降段してしまいました。しかし麻雀に好調と不調はつきものです。

天鳳は2012年から始めてもう1万戦以上やっており、段位はこのように推移しています。七段R2000以上になりますと鳳凰卓に入れるようになります。鳳凰卓入りは割と早くできたと思いますが、中々そこで勝つことができず、毎回のようにチャオ(六段落ちして特上卓に落ちること)っていました。しかしここ1~2年は漸く鳳凰卓に定着してきたと思います。

鳳凰卓で打っていて思うのはやはりメンタルの重要性です。このクラスになると技術では中々差がつかなくなってくるため、メンタルが大きくものを言うのです。メンタルというのは、どんなにつかなくても最後まで諦めないで打つ精神力のことです。

 

例1)

3着と7400点差のラスでオーラスを迎え、これが配牌です。配牌というより敗牌ですね(笑)

 

ワンチャンを狙いながらもほとんど負けを覚悟していたのですが、とんでもないことが起こりました。32000の横移動で助かりました。鳳凰卓でも勝ち目が薄くなると切断する人をたまに見かけますが、最後までやっているとこういう奇跡的なことも起こるのです。

 

例2)

これも3着と7400点差のラス目のオーラスですが、その3着が親に放銃してくれて裏まで乗って、ラス回避することができました。

麻雀は最後まで何が起こるか分かりませんので、途中で投げたりしないで、最後まで戦い抜くメンタルが重要なのが分かるかと思います。途中で投げてしまえばこういうのにあやかれませんからね。

 

例3)

とび寸です。ここまでは普通ですが、私はここで打2sとしました。一盃口ドラ2が見えますので、受けを狭める打2mは固執しすぎと見ました。

 

二人の副露が進みこのような展開になりました。私はここで打8sとしました。ドラの受け入れは残しながらターツ選択は先延ばししたというわけです。

 

さて問題の局面です。あなたなら何を切りますか。

 

私は2枚切れる4pを勝負して刺さってしまいましたが、ここでは2m、5mと払うルートがありました。対局中は気づきませんでした。煮詰まった局面は安全なターツを払いながら手を進めるのが基本ですが、それができないとこういう放銃になってしまうのです。

鳳凰卓はこのように蛇行するけもの道を行く麻雀になりがちです。正しいルートを選んでも負けるより無い麻雀もありますが、それでもやはり人よりラスを減らすことはできるのです。