4枚見えの牌を生かしたディフェンス

こんにちは、DIOBRANDOです。

今週のDORA麻雀はある程度打ってみたものの残念ながら結果は出ず、特に新たな発見はありませんでした。これと言って特に拙い所は無かったと思います。一方天鳳のヨンマに関しては少しばかり反省点と気づいた点があるので書いてみようと思います。

 

ギリギリの仕掛け

ターツは足りていませんが、メンゼンでは厳しそうなのでこの8mはポンします。

 

2sもポンしたところでリーチが掛かり、このようになりました。困っている状況ですが、通っていないスジが多いためここからギリギリの押し引きをするのです。この7sはツモ切りしました。

 

7mは刺さるかもしれないと思ったのですが、通ってくれて二人聴牌で流局しました。これは上手く打てた例です。何がいいたいのかといいますと、ギリギリの押し引きをして少しでも多くのテンパイや上がりを拾わなければ、鳳凰卓では厳しいということです。多少のリスクは冒す覚悟で前進して行く方がいいというのが今の結論です。8mのポンはその現れでした。

 

残り3スジ

上家は2枚目の9mで聴牌しました。私は危ないのを承知でこの7mを押しましたが、やはりと言った感じで刺さってしまいました。

上家の通っているスジをカウントしてみます。萬子14、58、69、索子14、25、36、69、筒子14、36、47、69。更に萬子25、筒子25は通りそうです。すると残りは18-13=5スジということになります。更に捨て牌と副露の形から筒子は無さそうな感じですので、実質的には47m、47s、58sの3スジしかありません。

こう考えるとさすがに7mは押しすぎだったのが分かります。本来ならドラの6pを掴んだ辺りで降りるのが妥当だったと思います。

 

ダブルメンツ落とし

下家は45mを手出しの後ツモ切りです。今9mが入り危ないかなと思いながらも6mを切って刺さってしまいました。これは典型的なダブルメンツ落としですので36mだけは切れないスジでした。

 

手が詰まった時は複数枚ある牌を切る

今完全手詰まりで7pを切って放銃してしまうところです。このようにワンチャンスもスジ(ドラは例外)もない場合、複数枚ある牌を切った方が長期的に押す牌がすくなくていいというメリットがあります。よってこの場合は3枚ある6sを切るべきでした。ワンチャンスもスジもなく、何も切る牌が無い時は一番多い片無スジの牌、一番多い良無スジの牌の順でを切っていくといいと思います。

 

4枚見えの牌を生かしたディフェンス

今トイメンのリーチに対して9pを打ってしまったところです。9pはワンチャンス+序盤に切れている7pの外側ですが、もっと安全な牌がありました。それは7sで、6sが4枚見えで序盤に6sが切れていることから7sが愚形で当たることは考えにくくほぼ100%通る牌でした。

 

これは別の一局ですが、この8mは通りましたが、本当は4pを切るところでした。5pが4枚見え+1pが通っており、ダブルワンチャンスの8mより安全度が高いからです。

4枚見えの牌をチェックしてディフェンスに生かしきれてないのが反省点でした。

 

オーラスの放銃

今上家に3900を放銃してラス落ちしてしまったところです。上家は2副露なのでもう少し慎重に行くべきでした。2000点までなら打ってしまってもいいかなと思っていましたが、このようにドラがヘッドになっている場合もあるので、3900のマージンはないと拙いと思いました。尚中のポンは一巡目なので仕方が無かったと思います。

 

アサピンの牌譜から研究する

最近2回天鳳位になったアサピンの麻雀をよくみています。アサピンの麻雀は何といってもスピード感にあります。

今赤5sが出てきたところですが、アサピンはこれをチーしていました。分からなくも無いのですが、ブロックが足りておらず遠くて安い仕掛けになってしまいますので、私ならやらないと思います。

 

しかし2sを重ねた後、難なく上がってしまうのです。ラス目の親からリーチが入る前に上がってしまうところがミソで、このスピード感にしびれました。私なら鳴かずに親から先制リーチが入って苦境に立たされていたと思います。アサピンの打ち方には、このようにスピード感が随所に見て取れるのです。ここら辺は取り入れていきたいところですね。

 

DORA麻雀

サンマで大きく負け越してしまった原因を探る

こんにちは、DIOBRANDOです。先日天鳳ヨンマで七段に返り咲くことができました。

しかしDORA麻雀のサンマは近頃の収支を見ていただければ分かる通り惨憺たるありさまです。なんでこんなに勝てなくなってしまったのか、昨日は牌譜を見返してみました。勿論全部見るのは大変でしたので、直近の7東風戦しか見てませんが、原因は結局分からずじまいでした。はっきり言ってしまえば運が悪かったということになります。

しかしそれではいつまでたっても上達しませんので、昨日はDORA麻雀$4/8を打ってみて気づいたことを書いてみようと思います。

 

東二局とオーラスの勘違い

南家は4pをポンした後6sの手出しです。聴牌の可能性が高く、前回上がって、オーラスと勘違いしていた私は差し込んでもいいという気持ちで7sを切って放銃しました。しかしまだ終わっておらず、もう一局あって驚きました。そして次局避けがたいインパチの放銃をし、最後はラス目につもられて、この点差から何とラス落ちしてしまうのです。実に不出来な一局でした。

思い返して見ると場況の勘違いはサンマならずとも、たまにやってしまいます。場況の確認なんて基本中の基本なのですが、当たり前過ぎて疎かにしていることに気づきました。

そしてこの一局が終わってみるとイラっときました。ここで休憩しましたが、このまま続行してしまうとキレ打ちしてしまう可能性が高いです。こんな感情を持ったままどんどん負けてしまったことがあったのも心当たりがあります。

 

よく分からない押し引き判断

今南家の私が9sを放銃するところです。勿論西家に危ないのは分かっています。しかしこちらも勝負手で2pが良く見えました。結果的には跳満の放銃になってしまいましたが、9sは止めるべきなのか、長期的にはこれでいいのか、押し引きの判断が難しいのです。

このような岐路に立たされて大きく放銃してしまうことがよくありました。押し引きの判断がつかないで、結果的には大きく負け越してしまった感じがします。

 

 

これは同じ局ですが、私は南家に相当危ないと分かりながらも降りることはできず9pを切りました。

 

9pは鳴かれるだけで済み、最後は親倍をつもりました。しかし先の9sを切るのとこの9pをきるのとは本質的には一緒ですよね。しかし結果は大きく違ってしまうのがサンマの恐ろしい所で、押し引きの判断をよく分からなくしているところだと思います。

 

待ち取り

親からリーチが入っており、今南家の私がテンパイを入れたところです。6pを切ればピンフがつきますが、見えてない待ち数を考慮して7p切りでリーチをかけました。ちなみに58pに取れば2枚、2s36pに取れば6枚です。

 

結果は一発で6pを掴ませました。

このように待ち取りが選べる時は翻よりもなるべく見えてない枚数、できれば山に眠っていそうな枚数を重視した方がいい結果になりやすいと思いました。

 

孤立牌の多いサンマは七対子が有力

サンマをやっていると、ドラは重なっているのにそれぞれの牌の関連性がそれほど高くなく、捌きにくいという局面によく出くわしませんか。そういう時は七対子が有力なのも分かってきました。ヨンマに比べると牌の種類が多くなく、山読みもヨンマよりかはしやすいですので案外重なっていくものです。鳴いてトイトイにするよりも七対子にする方がどうも良さそうな感じです。

 

以上のことを踏まえましてDORA麻雀を試していこうと思います。また何か気づきましたら書いていきます。

DORA麻雀

上がりに向かう強い意志は副露のレンジを広める

こんにちは、DIOBRANDOです。

今新型コロナ感染者が世界で急増している関係で、出歩く人が2~3割は減った感じがします。感染者は世界では10万人を超えており、日本でもクルーズ船を含めれば千人を超えています。感染力が強くて厄介ですよね。

先週雀荘へ行きましたが日曜日にもかかわらず3卓しか立っていませんでした。いつもならその倍以上は立っています。感染者と同卓する可能性は低いものの、長時間面等向かってやる関係上、感染しているものと同卓すればかなりの確率で感染すると思われます。しかも厚生労働省が3月1日集団感染が起こった場所の一つとして雀荘を上げています。

これでは暫くの間は雀荘の客足が遠のくのは目に見えていますね。私も暫くは自宅でDORA麻雀や天鳳をやろうと思っています。

さて麻雀ですが、DORA麻雀のサンマではブログを書く気が失せるくらい酷く負け越してしまいました。前回記事を書いたのが1月18日ですので、一ヵ月以上は開いてしまったことになります。私の打ち方が悪いのでしょうが、ハッキリした原因が分からないのですよね。全体的にいつもスピード負けしている感じがします。よってスピードを上げたいのですが、チーができないためあまり工夫のしようが無く行き詰っている感じです。

一方ヨンマの方は天鳳でやっているのですが、1月に七段の昇段戦に失敗して、以降負けに負けまくって五段に落ちそうになりましたが、そこからまた持ち直して再び七段が見えているところまできました。ヨンマもスピード負けしてるなという気がして思い切って仕掛けのレンジを広げてみたのです。運も良かったのでしょうが、これがどうもツボに嵌った感じです。

 

1)1ブロックもできていないところからの千点仕掛け

例えばこういうのはドラを2枚切ってでも仕掛けていきます。メンゼンでは無理だからです。

 

予定通り千点に仕上がりましたが、他家の高い手を未然に防いでいることが分かります。このように仕掛けなければ上がれない手は、打点を安くしても仕掛けていきます。

 

2)ターツが足りていないところからの安仕掛け

ターツは足りていませんが、愚形が解消できることと下家に安牌を落としながら手を進められますのでこういう場合もやはりチーします。

 

結局下家に上がられましたがやるべきことはやったと思います。

 

3)見え見えのバック仕掛け

これを喰うと役がかなり限定されてしまいますが構わずに仕掛け、安全そうな萬子を払っていきます。

 

役なしから役ありになり次に下家から出ました。このようにツモるかもしれないので、見え見えになろうともある程度は自己都合で手を進めます。

 

4)守備力のない少し遠めの仕掛け

この中を鳴くと少し遠い上に守備力が低下してしまいますが、親の場合はこれでも鳴いていきます。

 

案の定上家からリーチが掛かりました。これはさすがにスルーします。

 

以下危なげなく聴牌まで辿り着きましたが、最後はツモられてしまいました。しかしこのように上がりに向かう意志が重要なのです。

 

5)ロン牌は止めてタンキに向かう

9mがフリテンになってますのでこれは仕掛けてタンヤオへ向かいます。

 

2sも鳴けこのようになりました。この6mも当然仕掛けて聴牌に取りますが、ここで切るのは5pです。7sは両者にあまりにも危険だからです。

 

流局しましたが7sはやはり下家のロン牌でした。これも上手く止めながら収束できたと思います。

 

まとめ

副露のレンジを広めることで以下の効果がありました

○相手の高い手をかわせる

○少しでも加点できる

○聴牌料を取りやすくなる

○相手の仕掛けを誘発させやすく全体的に安場にでき、場を支配しやすくなる

結果的にラスりにくくなりトップを取りやすくなる傾向にありました。

そして聴牌を多く入れることでこのようなミラクルが起こることもありました。役無しの方なのに海底で上がれるというのは偶然ですが、こういう偶然による上がりもどんどん拾っていかなければならないということですね。

 

DORA麻雀