DORA麻雀初心者ナビ

記事編集日2023.2.22

このページではこれからDORA麻雀を始めようと思われる方に、DORA麻雀に関して情報や疑問をコンパクトにまとめておきます。

 

 

DORA麻雀とは何なのか

DORA麻雀とはマン島に本拠をおくMahjong Logic limited社が運営するオンライン麻雀サイトです。

他のオンライン麻雀サイトと違うところは、オンラインでお金を賭けてプレイできる点です。

日本では2011年7月19日よりオープンし、現在はブラウザーでプレイする仕様になり、スマホにも対応しています。

 

違法ではないのか

DORA麻雀サイトを運営する国では合法で、オンラインギャンブル(オンラインカジノ、ブックメーカー、オンラインポーカー、他)を運営するのに必要なライセンスを取得していますので、DORA麻雀の存在自体は問題ありません。

ライセンスはマン島のギャンブル監査委員より発行されたものとなります。

確かにありますね。

問題は日本人が利用していいかという、日本国内の法に照らし合わせた問題となりますが、日本の国外にサーバーがあるため、法の目を上手くかいくぐっているといったところです。

2016年3月10日頃国内で初のオンラインカジノ(DORA麻雀と同系列)利用者の逮捕が出ましたが、結果は略式起訴で済んでいます。実際に逮捕したくても個人を特定することが難しく、告発することが難しいというのが現状です。

今のところは法の整備がされていませんのでラスベガスでカジノで遊んだものと考えてさしさえないと思いますが、グレーゾーンですのでご利用は自己責任でお願いします。

2022.6.1衆院予算委員会で岸田総理が「オンラインカジノは違法なものであり、厳正な取り締まりを行う。」と明言しました。DORA麻雀もオンラインカジノと同様オンラインゲーミングに属しますので一緒です。このことについてDORA麻雀の違法性と危険性で書きましたが、不安な方は止めておく方が無難です。

2022.12.8現在はまだプレイできており、細々と運営している感じです。岸田総理も防衛費をめぐってや、円安対策でそれどころではないといった感じです。

 

個人は特定されないか

DORA麻雀が個人情報を漏らすということはまずありません。プレイヤーもハンドルネームが表示されますので、自分から言わない限りは誰にもDORA麻雀をやっていることは分かりません。ここら辺は他のオンライン麻雀と一緒です。

 

ソフトウェアとパソコン環境は

現在はブラウザーでのみプレイする仕様となりました。

Windows

1GHz processor以上
512MB RAM
1024 x 768 pixel 解像度
16-bit Colour (“High Colour”)
Sound card
65MB 以上のディスクスペース

Mac

Intelの搭載されたMacのみに対応

 

スマホでのプレイ

2018年よりβ版がリリースされてから、度々アップデートを繰り返しバージョンアップされ、現在に至っています。

PCとは同一アカウントで連動しており、スマホではこんな感じです。設定でワンクリック打牌にすることができます。自動和了ボタンは最初からonになっています。捨て牌は9区切れ2段です。

特に問題なくできますが、タップミスには気を付けて下さい。詳しくはDORA麻雀をスマホでプレイするやり方をご参照下さい。

 

どうやって始めるのか

DORA麻雀公式ホームページよりアカウントを作成しログインします。(18歳以上からです。一人一アカウントですので気をつけて下さい。二アカを取りますと追放される可能性があります。)

その後にDORA麻雀へ入金します。それからDORA麻雀残高の範囲でプレイします。

ログインするとこのような画面になります。自分のアバターを入れることができます。ゲームはプレイ(キャッシュゲーム)とトーナメントからなり、プレイはルール(三人麻雀か四人麻雀)、タイプ(東風戦か東南戦)、賭け金($0～1、$2～10、$11～50、$51～)を設定します。ちなみにDORA麻雀は三人麻雀の卓がほとんどです。

 

入出金はどうやってするのか

入金ではクレジットカード、ベガウォレット、アイウォレット、エコペイズ、オリエンタルウォレット、VU-LINK、Hibanq、銀行振込、ビットコインが使え、出金ではビットコイン、Hibanq、銀行振込、VU-LINK、オリエンタルウォレット、エコペイズ、アイウォレット、ベガウォレットが使えます。(2022.12.14現在)

DORA麻雀の通貨は$になります。クレジットカードは即反映されるためとても便利ですが、入金だけで出金ができません。その場合はベガウォレットで出金することになります。

おすすめはクレジットカードで入金して、ベガウォレットで出金することです。クレジットカードが使えない場合は銀行振込もいいと思います。エコペイズの口座を持っている場合はそれを利用すればいいと思います。

DORA麻雀の口座管理手数料は、180日間ログインしないと月間$5の管理費が発生します。また1年以上ログインしないと口座残高が没収されることもありますので、長期間プレイしない場合は引き出しておいて下さい。

尚最初の出金時においては本人確認書類を提出する必要があります。本人確認書類とは身分証明書(運転免許、パスポート、個人番号カードのいずれかで、氏名と顔写真が入ったもの)と、住所証明書(90日以内に発行された住民票か公共料金の明細書で、氏名と住所が記載されたもの)で、ファイルをサポートへ直接提出するかアップロードする必要があります。詳しくはDORA麻雀の入金法と出金法をご参照下さい。

 

ルールは

四人と三人麻雀があり、それぞれ東風戦と東南戦、赤有(萬子1枚、荘子1枚、筒子2枚)と赤なしがあります。

喰いタン後付け有り(ありあり)、形式テンパイあり、喰い替えあり、頭ハネ採用(ダブロンなし)、オーラスの親上がり止めなし、九種九牌なし、四風連打あり、流し満貫なし、人和不採用、フリテンリーチあり、ハコ割れ終了、国士の暗槓和了なし。

三人麻雀は萬子の二～八が無く、ツモ損ルール、北抜き採用、北は常に風牌、北雀頭のピンフ有り、チー不採用となります。

四人麻雀では喰い替え有りというの特徴的で、赤を喰い替えたり、喰い替え一発消し、喰い替えてテンパイを維持しながらツモ番を拒否したりとかやりますのでよく抑えておきたいところだと思います。この点がひどく普通の麻雀と比べて違和感があるところです。

打牌時間は15秒で、それが切れますとその局は7秒になってしまいます。2回連続で切れますと自動ツモ切りになってしまいます。自動和了のチェックが外されていると頭ハネの時、和了のチェックが入っている方が優先されます。DORA麻雀のルールもご参照下さい。

 

レートと場代はいくらなのか

以下がDORA麻雀のレートになります。(2022.12.14現在)

三人麻雀

東風戦　$0.5/1(三人練習卓)　$2/4(萬子山「赤」)　$4/8(字牌山「赤」)　$8/16(筒子山「赤」)　$16/32(索子山「赤」)　$32/48(紅中山脈「赤」)　$64/96(緑發山脈「赤」)　$96/144(白板山脈「赤」)　$128/192(パンダ―「赤」)　$192/288(パンサー「赤」)　$256/384(オメガパンサー「赤」)

半荘戦　$8/16(暗子川)　$16/32(二暗子川)

四人麻雀

東風戦　$1/2(四人練習卓)　$16/32(ヤキトリ「赤」)　$32/64(スズメ「赤」)　$64/128(クジャク「赤」)

半荘戦　$2/4(槓子河「赤」)　$8/16(二槓子河「赤」)　$32/64(三槓子河「赤」)

※PC相手にノーレートで練習することもできます。

 

※2019.7.25 23:54現在ですが、入金手段が増え、スマホでもプレイできるようになり、卓も統合されたため、ユーザーが増加傾向にあります。卓は低レートから高レートまでまんべんなく立っている感じです。サンマメインでヨンマは相変わらず少ないです。

賭け金は左側の数値が素点で動く金額の最大値、右側の数値が預かり金(この卓でプレイするのに必要な金額)となります。預かり金から素点で動く金額の最大値を引いた金額が、ウマにより動く金額の最大値となります。

ウマは四人麻雀なら4位から1位へ100％、3位から2位へ50％移動します。三人麻雀なら3位から1位へ100％移動し、2位は移動しません。

素点で動く金額は原点終了なら動きません。またハコラスになっても保留金以上の金額が取られることはありません。(ハコ下精算なし)

場代は勝者から勝ち金の10～15％が徴収されます。(東風戦なら10%、東南戦なら15%)

 

例)四人麻雀東南戦$16/$32卓

1位37300点　ウマ＋$16　素点の計算　12300/25000＝X/16　X＝7.872　小数第三位を切り捨てて＋$7.87　合計＋$23.87　場代15%を徴収して$23.87×0.85≒$20.29

2位32000点　ウマ＋$8　素点の計算　7000/25000＝X/16　X＝4.48　＋$4.48　合計＋$12.48　場代15%を徴収して$12.48×0.85≒$10.61

3位16900点　ウマ－$8　素点の計算　－8100/25000＝X/16　X＝－5.184　小数第三位を切り上げて－$5.19　合計－$13.19

4位13800点　ウマ－$16　素点の計算　－11200/25000＝X/16 　X＝－7.168　小数第三位を切り捨てて－$7.16　合計－$23.16

もっと詳しく知りたい方はDORA麻雀のレートと場代をご参照下さい。

 

トーナメントとは

DORA麻雀にはプロモーションの一環として有料と無料のトーナメントがあります。有料のトーナメントほど賞金が高額で参加人数が少ない傾向にあります。しかしワンシーズンに一回行われる無料のビッグトーナメントは賞金総額が$10000にも上がるのもあります。

トーナメントのルールは特殊で一回戦が四局しかありません。親は回り持ちで連荘などなく本当に四局です。(他の参加者との兼ね合いがあるためこういうシステムになっています。)

また一抜けと二抜けがありますので事前によくルールを確認しておいて下さい。一抜けと二抜けでは立てる戦略が全然変わってきます。

無料のトーナメントを何回か経験すればすぐに慣れるかと思います。また有料のトーナメントは事前にキャンセルすると手数料を含む全額が返金されます。

おすすめは有料の優勝賞金総取りトーナメントです。

これは参加に$7必要ですが、賞金が全参加人数×$7＋$80で確率は低いものの期待値的には絶対損はないので、こういうのは時間があればどんどん参加した方が得だと思います。

ちなみに優勝賞金総取りトーナメントは毎週水曜日PM10:00開催となります。

毎月開催される月間オンリートーナメントも、無料で参加できて優勝すれば$200手に入りますので、絶対に見逃さないで下さい。

また月一で開催されている黄金杯は1位に金の麻雀牌、2位に銀の麻雀牌が送られます。

DORA麻雀のトーナメントに関してはコチラのページに詳しくまとめましたのでご参照下さい。

 

不正とコンビ打ち

ライセンスを所持しているため不正がないことは第三者機関より一応認定されていますが、オンラインのソフトウェアは目に見えないため厳密には分かりません。ここら辺は天鳳や雀龍門と一緒です。

ただDORA麻雀は場代より運営されており、どのユーザーがどれだけ勝とうが負けようがDORA麻雀運営側に損得の影響はないのです。客観的に考えれば牌操作等の不正をする動機はありません。

DORA麻雀に関して牌操作があるという意見もありますが、運営されてから牌譜で具体的にここが不正だという声はまだありません。DORA麻雀には牌符再生機能が付いていますが、この機能が付いているということ自体証拠が残ってしまうので「不正はしていない。」という宣言にもなっていると思います。

また過去にコンビ打ちをした者もいましたが、通報されてその者のアカウントは剥奪されました。コンビ打ちですと毎回同卓したり、牌譜がおかしかったりしますから、やはり分かってしまうものなのです。もし怪しいと思ったらDORA麻雀運営にどんどん通報して下さい。現在は牌譜から直接通報することができます。DORA麻雀も最初からコンビ打ちは入ってくるものと考えており、厳重に警戒しています。

 

私から見たDORA麻雀の問題点と感想

回線落ちの危険性

これはネットでやる都合上仕方のないことだと思われますが、DORA麻雀は海外にサーバーがあるため天鳳に比べるとその頻度はやや高い感じがします。私も過去に何度かありました。今年2019年は大分少なくなった感じですが、それでもたまに起こります。回線が落ちますと自動ツモ切りされてしまいます(涙)問い合わせることにより、DORA麻雀のサーバーに問題があれば返金されますが、ユーザー自身のパソコン環境が問題だった場合は返金の対象にはなりません。DORA麻雀はお金が賭かっていますので、これは特に怖いところです。2022年ブラウザー版になってからは、ほとんど落ちなくなった印象です。

 

入出金の際の手数料や為替手数料の問題点

例えばクレジットカードで入金する場合は、カード会社に対してどうしても手数料が発生します。また為替変動のリスクにより円→$に変換される時もどうしてもユーザーにやや不利なレートで変換されます。DORA麻雀と直接現金のやり取りができればいいのですが、そうはいかないのです。必ず第三者を挟むためそこには何らかのコスパが掛ってしまうのが痛いところです。私の願いとしてはできれば通貨は円にして欲しく、一万円入金するなら一万円だけ引かれ、一万円出金するなら手元には一万円戻ってくれれば文句なしです。

 

過疎と着卓システムの是非

DORA麻雀は人がいないとよく言われていますが、昼は大体10卓くらい、夜は25～30卓くらい立っています。そのほとんどがサンマ東風戦赤有卓です。全体的には確かに過疎っていますので、もう少し人が入って欲しいところです。また着卓システムというのは同卓したい人がいればいいのですが、警戒されたりして拒まれると中々始まりません。以前はDORA麻雀でチャットができていたので、セット卓のような気軽な感じで楽しめていたのですが、それも無くなりましたし。一層レートを3つくらいにして天鳳のような順番待ち制にしてもいいのではないかと思います。勿論今のようなセット卓も残して欲しいです。またヨンマ卓が中々立たないため、もう少しヨンマ卓が立つ工夫を施して貰いたいです。

 

チャットができない

以前は対局者と同卓者でチャットができましたが、現在はできなくなりました。お金が賭けられていることより余計な会話は慎むような処置だと思います。また誹謗中傷を書く人もいるため、プレイヤーが不快な思いをさせない配慮だとも思います。しかし以前からチャットを使って慣れ親しんだプレイヤーもいるため、この機能がないのは少し寂しいですね。

 

対局時の特殊な仕様がゲーム性を損なわせる

以前はラグがもろばれだったり、ツモ切りか手出しか判然としなかったり、麻雀としてのゲーム性が損なわれているところがありました。しかし現在は手出し牌は青、ツモ切り牌は黄と区別されています。現在はラグを除き、ゲーム性が損なわれるということは無くなったと思います。ラグはオンライン麻雀特有の癖ですので、これはしょうがないですね。寧ろこれを利用すれば情報量が増えますので、逆用して読みに取り入れるようにしています。DORA麻雀の仕様についてはコチラをご参照下さい。

 

成績が残らない

天鳳のように1位率や和了率、放銃率、副露率といったデータが残りません。明細から計算すれば取った順位を調べることはできますが、途中で入出金したり、有料トーナメントに参加したりと他の収支もありますので結構大変です。オンライン麻雀のメリットの一つに自分の麻雀をデータとして残せるというのがありますが、DORA麻雀にはそれが欠けています。尚牌譜は残り、見やすくなりました。

 

他のオンライン麻雀やフリー雀荘と比較してみて

以前はグラフィックも操作性もすべての面において他のオンライン麻雀よりも劣っていましたが、ブラウザー版になってから改良を重ねられ、今はとてもやりやすくなりました。牌譜再生も見やすいです。しかしDORA麻雀はサンマがメインなのでヨンマのユーザーが少ないのは少し気がかりです。サンマ東風の卓ばかり立っていますので、天鳳等に比べるとやはりサブカルチャー感は諫めません。また観戦機能はリアルタイムですが、手牌が見えないのであまり意味はないような気がします。天鳳のように少し遅らせて、手牌が見えたらいいのですけどね。最もDORA麻雀はオンラインでお金が賭けれるという点が最大の目玉ですので、他が多少悪くても目をつぶってやる人が結構多いです。

フリー雀荘と比較しますと確かに場代は破格に安い感じです。しかし入出金に介在手数料が発生しますので、いざ現金化すると思った程は残らないのではないでしょうか。またフリーでは本物の牌に触れ、相手との距離が近いですので人読みもあり、ああ麻雀を打っているなと実感しますが、DORA麻雀はいくらお金が賭かっているとはいえ、クリック一つで打牌はできますし、相手の顔も見えませんし、相手が人でも何か物足りなさがあるのは諌めません。しかし家で手軽にフリー感覚でオンライン麻雀を打てるのはやはり大きいです。

 

ボーナスについて

DORA麻雀では初回入金の際にボーナスコードに「DORA」と入力すると、$200を上限に初回入金同額ボーナスが貰えます。

これはコンプポイントとして$10ずつ反映していきますが、初回入金日より90日を過ぎますとこの権利は消失します。コンプポイントはプレイヤーポイントで表され、10プレイヤーポイントにつき$1ずつ入金されます。プレイヤーポイントはレートの高い卓で打つ方が貯まり易いです。(その方が場代が大きいので多く還元されるから。)

その他にこのプレイヤーポイントが貯まりますと、有料トーナメントの参加チケットが与えられたりします。プロモーションに関してはコチラをご参照下さい。

 

稼げるのか

2022.12.17現在私は天鳳七段の雀力がありますが、$4/8でも$8/16 でも一応黒字の収支を叩き出せています。しかしレベルが非常に高く、ちょっとおかしな事をすると簡単に負けてしまいますので、調子の悪い日はやらないようにしています。$8/16 で月に200本以上打ち、$100勝てたら十分と言った具合です。勿論毎月勝てるはずは無く、赤字の月もあります。

今でこそ勝てていますが、最初から勝てたわけではなく、最初は随分と赤字でした。DORA麻雀収支もご参照下さい。私のDORA麻雀プレイ日記も見ていただければ幸いです。

 

DORA麻雀