天鳳六段になりました
- 2014/11/11
- 天鳳その他のオンライン麻雀
こんにちは、DIOBRANDOです。
此間リアル麻雀で、実に面白いスジが出現しましたのでここで紹介します。
ハイテイが近くなりテンパイしていたのですが五萬を引き、下家の親(雀荘のマスター)のリーチに切りきれずにアンコで持っていた東を切ったのです。
すると親が五萬をツモ切りしました。
「通ったのか。」と内心思っていたら、次に対面が東を切ったのです。
私が「ポン」と言ったら場の全員に笑われてしまいました。
そして当然五萬切りで形テンが復活しました。
この五萬切りを見て笑いは止まり、皆納得している様子でした。
次の私のハイテイツモでまたも親の危険牌を掴まされ、結局はノーテン罰符を払う方を選択しました。
しかし降りた直後に切った牌を喰って、同巡に形テンが一時的に復活したのは非常に珍しいスジだったと思いました。
長いこと麻雀をやっていて新発見でした。
「こんな珍しいスジが麻雀にあったのか。」と妙に感動してしまいました。
意味のないポンだと思って笑ったのだと思いますが、一巡もしないうちにこんなに状況が変わってしまうのですから、麻雀はやはり変化に富んで奥が深いと思いました。
恐らくその場の全員が麻雀の奥の深さを垣間見たのではないかと思います。
麻雀漫画や小説のネタになりそうなスジだと思いました。
先月は四暗刻を上がったり、大三元を上がられたりしましたが、それ以上に感動的でした。
ある程度麻雀をこなすとあまり派手な手には驚かなくなって、むしろ変わったスジを見つけた時の方が感極まるものがあります。
尚この麻雀は流局が多く、大きい手も何回か出現しましたが振り込んだ人が容易に崩れずに持ち直す拮抗の取れた麻雀で、その雀荘のマスターをして「いやー、面白い麻雀でしたね。」と言わしめました。
さて今日は天鳳ネタです。
昨日漸く天鳳六段になりました。
四段になったのが今年の1月だったのですが、特上卓で挫折して3回くらい昇段の一局を失いました。
それから上級卓落ちして調子が戻らず、以降崩れに崩れてptが一時は600台まで下がってしまいました。
それから暫らく止めていました。
9月頃からまた再開したのですが、再開したきっかけはやはりoff_the_ripさんの存在が大きかったと思います。
ptは少しずつ増えていきましたが3着が多く、Rが思いのように増えずに1800以下で特上卓へ入れませんでした。
結局Rが1800を超えずに、先月上級卓で五段になってしまいました。
五段になったとほぼ同時にRが1800に達し、特上卓へ入れるようになりました。
すると皆自分よりRが高いわけですから、一回トップを取ると増えるRも大きくなり、比較的最短で六段になってしまいました。
多分ここまでRの低い六段はいないと思います(笑)
さてこのデータを見て特徴的なところは、圧倒的に低いリーチ率だと思います。
和了率は普通ですから、如何に喰い上がりやヤミテンが多いかが伺えると思います。
天鳳の場合はラスるとptが激減してしまうため、リーチを掛けないでいつでも降りれる状態にしておく、というのが私の天鳳攻略の工夫です。
これがフリー麻雀だったら絶対にこういうデータにはなりません。
多分リーチ率と副露率はもっと増える分、放銃率も高くなっているはずです。
トップを取りにいく麻雀は過激で、ラスを引かない麻雀は懐の広い麻雀になる傾向があります。
しかし最近面白いブログを見つけました。
天鳳十段までになったどんよくさんのブログですが、私とは全く真逆の考え方で天鳳を攻略しています。
このリーチ率の高さは驚きですが、1位>2位>3位>4位と綺麗な説得力の高いデータとなっています。
どちらが正しいとかいうことではなく、いろいろな考え方があるということだと思います。
私の打ち方で行き詰まったら、この打ち方は是非参考にしてみようと思っています。
皆さんの場合はどうでしょうか?
それでは私のもっと具体的な六段へ上がるための特上卓攻略を書いていこうと思います。
11/3 4位、2位、1位、3位、3位
11/4 3位、1位、1位、3位、1位、4位
11/5 2位、4位、4位、2位、3位、2位、3位、3位、2位
11/6 4位、2位、1位、1位
11/7 1位、4位、3位、2位、3位、2位
11/8 3位、2位、3位、3位、4位、2位
11/9 2位、1位、2位、2位(六段へ昇段)
これは私の近直のデータですが、2位と3位が同じくらいの割合、1位と4位が同じくらいの割合だと思います。
五段の場合1位(+75pt)、2位(+30pt)、3位(±0pt)、4位(-105pt)ですので、こういう割合ですとptは増えていかないはずです。
実は私は特上卓では普通の人といった感じなのです(笑)
しかし麻雀には確変といったものが必ず存在します。
これは運というのは常に一定でなくばらつくのが自然なのですが、これが麻雀では確変といった現象になります。
半荘単位でも起こりますし、一局単位でも起こりますし、程度も様々です。
逆にこれが麻雀の醍醐味でもあり、麻雀を麻雀たらしめるところでもあります。
配牌やツモが良かったら当然攻勢に出ますし、悪かった側は守勢を演じさせられます。
一局単位でも常に流動的で、守勢だったのが急に攻勢に出ることもあります。
ブラフとかのテクニックはありますが、基本的にはどれくらいこの役割を忠実に演じられるかが麻雀の腕の見せ所だと思います。
これは先月の特上卓の成績ですが、明らかに実力以上の成績で、確変が半荘単位できているのが分かるかと思います。
確変がきている時はやはり全体的に他家より配牌もツモも恵まれる感じです。
ズルイ感じもしますが、麻雀というゲームがこういう性質のものなのです。
麻雀というのは半荘単位でみたら、運が偏った非常に不公平なゲームであることが多いです。
リアル麻雀でも先月、リーチ一発ツモが3半荘で5回も起こりました。(そのうち3回は私が上がった。)
両リーチ一発ツモ、ドラ、赤、裏裏なんていうのも起こりました。(オーラスで私が親被りを喰って、トップから3着に転落した。)
雀荘の店員が遠隔牌操作してわけでもなく、こういうことが普通に起こるのです。
これを踏まえた上で麻雀というゲームをどうやって攻略するかですが、一言で言ってしまえばぶれずに打つしかないです。
ぶれそうになるのが特にトップを取れない時です。
11/4~11/6まで12回連続でトップを取っていません。
こういう時は自分の打ち方に対して疑心暗鬼になり、いつもと違ったことをやりがちです。
こういう時はミスもしやすいです。
実際に私もかなりしています(汗)
ミスをするから勝てないのではなく、ツキがなくてミスを誘われるのです。(いい訳でもなんでもなく、神でない人間なんてそんなものです。)
こういうところでミスの少ない人は本当に強いです。
11/3~11/9までほとんどイーブンの成績で意味がないように思いますが、これでいいのです。(個人的には確変を待っている期間だと思っています。)
確変の原理でそのうち鬼のように勝てるモードがくるはずです。
確変モードが終わったらまた淡々と打って、次の確変がくるのを待つといった感じです。
こんな感じで六段になることができました。
個人的には麻雀は確変で貯金を作り、平素はいかに散財を抑えるかといったゲームだと思っています。
逆の意味で確変がくる場合もありますが、その時は如何に他へ貧乏クジを押し付けられるかテーマで、そちらの方が難しくテクニックの用する所だと思います。
運に逆らった結果を出すというのは、やはり並大抵のことではないからですね。