オンライン麻雀との違い

2021.11.15 編集

近年はインターネットの普及によりオンラインでも麻雀が楽しめるようになりました。有名なのが天鳳ですが、ユーザー数は600万人を超します。2021.11.15現在

個人がいつでもログインしてできるため、また年齢制限や金を賭けるわけでもないため雀荘よりも障壁が低く、一年中常に何卓も稼動しています。

さてここではこのオンライン麻雀とリアル麻雀との違いについて述べようと思います。

まずオンライン麻雀ですが、これはパソコンの平面的な画面で処理できるため視覚的にも易しく、ツモは自動でしてくれ打牌はクリックですので肉体的な負担がとても少ないです。理牌も勝ってにしてくれますので、兎に角麻雀という操作が楽です。

またポン、チー、カン、リーチなどもできる時は表示されますので、十分に考える時間もあります。更に上がる時も、上がれるならツモやロンの表示が出ますので、複雑な多面待ちなどが分からなくても上がることができます。そして点数計算も自動ですので、間違えることもありません。

一方リアル麻雀は長時間イスに座っていなければならなく、ツモのたびに手を動かす必要があり、また視覚的にも立体的なので同じ半荘でもかなり疲れます。一半荘にかかる時間も長いです。当然理牌も自分でしなければならなく、鳴く時はあらかじめ鳴く牌を決めておかないとどんどん進行させられてしまいます。オンラインのように待ってくれません。

そして当然発声しなければなりません。そこにはミスも生じます。複雑な多面待ちなども自分で分かっておかないと、下手すればチョンボになってしまいます。そして点数も自己申告制で、点棒やチップのやり取りも慣れていないと結構大変です。

リアル麻雀はオンラインに比べ全て人の動作が関与しますので、常にチョンボが付きまといます。

そしてリアル麻雀は何と言っても相手がいますので非常に緊張します。相手の打牌速度にこちらの手が委縮して、伸びていかないなんていうこともあります。

また相手の仕草を見ることで、相手の手を推測するという人読みも存在します。そして手出しツモ切りがよく見えますので、打牌のリズムなどでオンライン麻雀に比べて聴牌を推測しやすいです。

オンライン麻雀がただ平面的な純粋な麻雀なのに対して、リアル麻雀は対人要素を含め麻雀が立体的になり、より人間的なゲームになるといった感じです。自動車に例えたらオートマで舗装された道を走るのがオンライン麻雀なのに対して、マニアルで舗装されていない道を走るのがリアル麻雀といった感じです。

私から見たらそういう要素も全て含めて、やはりリアル麻雀の方が全然複雑で楽しいです。

しかし逆の見方をすると、全ての面で負担の少ないオンライン麻雀はその分純粋な麻雀に没頭できるので、麻雀自体のレベルは非常に高いと思います。

そしてオンライン麻雀は牌譜が残るため振り返ったり、人の麻雀や牌譜を見ることもできます。そのため現代ではオンライン麻雀は強くなるのに欠かせないツールなのです。

オンライン麻雀もリアル麻雀も麻雀自体に変わりはないので、オンライン麻雀でしっかり基礎を抑えて強くなれば、リアル麻雀も大分楽になります。ただそれに動作が加わるだけですからね。

オンライン麻雀とリアル麻雀は相互に補完し合いますので、両方活用することをおすすめします。

次にフリー雀荘のレベルについて説明します。