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レートと場代について

 
2021.10.26 編集

フリー雀荘で最も気になるのはレートと場代だと思います。ここではフリー雀荘のレートと場代について説明します。

フリー雀荘での一般的なレートは点5(千点50円)かピン(千点100円)で、点3(千店0円)で打てるところもあります。点5というのは0.5のことで、省略して.5からきています。ピンは点ピンとも言われますが、それですと0.1になってしまいますので、正しくはピンです。

点5ですと一回ハコラスになりますと3000円くらい、点ピンですと一回ハコラスで8000千円くらい溶けます。これはゲーム代の他にオカやウマ、祝儀があるからです。

オカというのは25000点持ちの30000点返しで、この差額(5000点)をトップが総取りすることです。

ウマというのは着順によって動く定額のお金で、3着→2着、4着→1着へ移動します。ウマは点5なら500円1000円、ピンなら1000円2000円か1000円3000円の所が多いです。

表記が5−5−10(ゴのゴット―)なら千点50円のウマが500円1000円、1−1−3(ピンのワンスリー)なら千点100円のウマが1000円3000円という意味です。

昔はレートは看板に風速として表記されていましたが、最近表記している店は少ないです。いくら低レートとは言え、日本は建前上賭け麻雀は禁止ですので、表記できない風潮になってしまったというわけです。麻雀王国や雀索等の雀荘検索サイトでも、ルールやゲーム代は表記されていますが、レートは表記されていません。電話でも教えてくれず、本来は自分で行って聞くよりないのです。

祝儀というのは赤、一発、裏ドラで上がるとその分ご祝儀がつくことで、点5なら1枚100円、点ピンなら1枚500円の所が多いです。点数と一緒に支払います。ロンなら振った人から、ツモなら全員から貰えますので、ツモ上がりの方が3倍得です。ピンに上がると急に500円になってしまうのは、500円玉で精算しやすいからだと思います。

祝儀はチップとも言われますが、点5が2000点相当なのに対してピンは5000点相当ですので、祝儀比率が高くなっています。祝儀は鳴いても発生する鳴き祝儀と、面前のみで発生する面前祝儀がありますので、よく確認しておいて下さい。

その他の祝儀として役満祝儀、一部の雀荘には暗槓したら祝儀が貰えるところもあります。

次に場代(ゲーム代)ですが、点5ですと1ゲーム(半荘)当たり一人大体400円、点ピンですと大体600円くらいになります。G400とかG600と表記してる場合もあり、Gとはゲーム代のことです。

その他にトップ賞と言って、トップを取った者から数百円徴収されるのが一般的です。トップ賞という呼び方もおかしいのですが、点5なら200円、ピンなら300円くらい取られます。

レートと場代に関してはフリー雀荘の料金表と相場もご参照下さい。

いずれにしろルールの他にレートと場代は重要ですので、雀荘へ行く前に調べておくといいです。

このレートと場代では、お金が動く比重に対して場代が大きいので、トップのみ大勝ち、2着はほぼトントン、3着は負け、4着は大負けといった感じになります。4着の負け分がトップに入り、3着の負け分がお店の収入といった感じになります。

運要素も大きい麻雀で、毎回トップか2着ばかり取れるわけではなく、雀荘で場代込みで浮かすのは至難の業です。


清算法

1半荘終了すると店員が来て「表示通りの清算をお願いします。」と言い、清算になりますが、卓の点数が表示されているところに精算額が表示されます。その清算額にはゲーム代も含まれています。3着と4着はマイナスで、トップの人に支払います。2着はマイナスならトップに支払い、プラスならトップから貰います。最後にトップは店に4人分のゲーム代とトップ賞を支払い完了となります。

次にマナーについて説明します。