特上卓攻略

2022.12.29

本記事は天鳳四人麻雀特上卓(東南戦、東風戦)について書いています。

特上卓の特徴
特上卓のポイント配分
特上卓攻略
　無理なシャンテン押しはしない
　豆ダマは止める
　おかしな鳴きはしない
まとめ

特上卓の特徴

特上卓で打てる条件は四段R1800以上となり、5000人以上が在籍しています。私は特上卓では実に世話になり、2014年2月から2021年12月まで、トータル5600本以上打ちました。遅まきながら特上デビューを果たして、1年半ほどで鳳凰卓に上がりましたが、すぐにチャオって何度も特上卓で打つという循環を繰り返しました。私のこれまでの天鳳の歴史は、主に特上卓が舞台と言っても過言ではありませんでした。ここで基礎を身に着けれたから、今鳳凰卓で打ってる自分がいるのです。

特上クラスになりますとかなり手強く、上級卓から特上卓に上がったら急に勝てなくなったという人をよく見かけますし、現に私もそうでした。鳳凰卓有資格者やサブ垢、鳳凰卓のチャオ組みも多く、優秀なソフトも入っており、それらの人達がレベルを上げているのです。特上卓では牌効率、押し引き、降りがしっかりできており、これらがそのまま上級卓との差となっている感じです。半面鳴き方がおかしかったり、状況による判断はイマイチで、ここら辺が鳳凰卓へ上がれる人と上がれない人との差のような気がします。

また一般的なフリー雀荘はこのクラスの人が多いので、特上卓で勝ち組みに入ることが、フリー雀荘で安定した成績を残す目安となります。強者には物足りなく感じますが、初心者から上がってきた人には大変というのが特上卓です。ここをクリアすると世間一般ではかなり強い方で、麻雀がそこそこ打てるというレベルになりますので、焦らずに攻略して下さい。

特上卓のポイント配分

特上卓は主に四〜六段までのプレイヤーの舞台となります。

配分ポイントはこんな感じで、東南戦の場合1位＋75pt、2位＋30pt、3位±0で、4位は段位によって−となるポイントが異なります。これで初期ptの倍増やせれば昇段ということになります。

五段配分がゼロサムなため、特上卓で1〜4位を満遍なく取っていれば五段は維持できます。そして大変なのが六段配分で、ラスぺナが−120ptと大きく、ここを抜けるのは容易ではありません。所謂六段坂で、ここを抜けると七段になり鳳凰卓へ行けるのです。

特上卓攻略

特上卓の具体的な攻略法を牌譜を参照に説明していきます。

無理なシャンテン押しはしない

今この人は3pをツモって、4s切りのシャンテン押しをしてダブロンに刺さりました。ドラドラのリャンメンリャンメンで行きたくなる気持ちも分かりますが、残りツモは4回しか無く、リーチの親は1mを暗槓していますので、ここはやはり8p切り降りが正しいです。大きくは間違っていないのですが、特上卓ではこのような少し損なシャンテン押しが目立ちます。

この人は下家のリーチに対して絶対に通る9mを暗槓して7sを引き6pをプッシュしましたが、いくら親とは言えこれもやり過ぎですね。本当は9mを暗槓しない方がいいのですが、したとしてもここは2枚落とせる9sを合わせるところです。特上卓ではこのように押し引きが少し直線的で強引なのです。

豆ダマは止める

この人は2sをツモり中スジの6mをダマプッシュしましたが、東二局の平場で高め三色のタンピンなので、ここはリーチで参戦したいところです。すぐに下家から3pが出ますが少し勿体ないですよね。上級卓でよく見られる豆ダマですが、特上でもやはりまだ見かけます。これですとどうしても加点が足りなくなってしまうのです。

おかしな鳴きはしない

この人は今5pをポンして3mを切りましたが、この鳴きはメンツが定まっていなく遠い上に打点も無く、鳴いた割に早くなってもなく、こういう鳴きは止めた方がいいですね。リーチやダマの餌食になりやすいです。特上卓ではこのような危なっかしい鳴きが散見されますが、鳳凰卓へ上がるとこういう鳴きは通用せずマイナス面が大きいと分かってくるのです。

まとめ

特上卓の牌譜を見返してみましたが、これといったミスはあまり見当たらず、一見鳳凰卓とそれほど変わりません。ここで差をつけて七段へ上がるのは改めて容易な事ではないと思いました。

牌効率は皆大体できており、鳴きと押し引きで差が付きますので、そこら辺をよく研究してみて下さい。