ヨンマ卓とサンマ卓の特徴

2023.9.6

DORA麻雀はほとんどがサンマ卓でヨンマ卓はあまり立ちません。以前私はヨンマばかりやっていたのですが、あまりにも卓が立たないためサンマに来たという次第です。バージョンアップされてからは増々その傾向が強くなっている感じです。実際に最近ヨンマ卓が立っているのを全然見かけません。よって東南、東風に関わらず、ヨンマをやりたい方にDORA麻雀は向きません。DORA麻雀でヨンマをやる機会はトーナメントくらいです。

これは私の憶測ですが、DORA麻雀はガチ勢というよりも、ちょっとしたスリル(賭け)を楽しみたいというユーザーが多く、回転率のいい東風サンマばかり立つのではないかと思っています。集まる人数が三人と四人では、当然三人の方がすぐ集まります。

また天鳳のように、IDは伏せて三人ないし四人揃ったら開始される匿名先着卓制ではなく、同卓者が分かる空いている席に自分で着き人数が揃ったら開始される公開先着卓制です。これですとどうしても強い人は敬遠されがちになってしまいまいサンマでも立ちにくいのにヨンマでは更に立ちにくくなってしまいます。こうした着卓制もサンマを助長させるのではないかと思います。またDORA麻雀のような着卓制は、強さによる卓分けがなされず、初心者〜上級者まで混在しています。

それではそれぞれの特徴を書いてみます。


ヨンマ卓


これは以前のバージョンですがこんな感じでした。先にも書きましたが、現在ヨンマ卓はほとんど見かけなくなりました。

ルールとして形式テンパイ有り、オーラス上がり止めなし、食い替え有り、フリテン有り、トビ有り、流し満貫不採用、九種九牌流し不採用、頭ハネ採用(自動和了のチェックをはずしている場合、和了の優先順位が自動和了にチェックしている人が優先)、四風連打採用(一巡目に同風牌が出れば流局し1本場になるが、親は流れない)、人和（レンホー）不採用、国士無双の暗大明槓和了無し、チョンボ無しです。

喰い替え有りというのが珍しいルールです。ヨンマの場合喰い替えのテクニックは結構出てきますのでフル活用して下さい。またオーラス上がり止めなしなので注意して下さい。


サンマ卓


これが現在のサンマ卓です。ほぼ東風卓で、$8/16卓が一番立っています。

ルールとしてヨンマと一緒ですが、他に萬子の二〜八抜き、チー無し、ツモ損ありです。北は手牌にあれば打牌の時抜くことができ、一発消しの効果があり、抜けばドラとしてカウントされ、嶺上より一牌ツモって補充します。それで上がった場合は嶺上開花がつきます。北は常に翻牌になりますが、平和(ピンフ)の雀頭にもなりえます。北抜きされた時はその牌で上がることができ、その場合は北抜きに1翻がつきます。北抜きは鳴きではないのでリーチを掛けれますし、手牌には無関係なので、タンヤオが無くなることもありません。

オーラス上り止めや聴牌止めが無いため、聴牌を崩して終局させるテクニックが有効な場合が多いです。短期で見るとヨンマよりも運の要素は大きいですが、長期的には収束し、私も一応利益が出ています。